臨地教材開発研究
担当者成家 篤史教員紹介, 大和田 明見, 新庄 惠子教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [教育文化学科]
科目ナンバリングEDU-303

授業の概要(ねらい)

 教材開発について自ら楽しみながら体験的に学び、アポイントや調査の基本を実践的に学び、人々と関わりながら箱根を事例地として地域教材を開発する能力を養うことを目標とする。事前6回の指導の後、帝京大学箱根セミナーハウスに宿泊しながらフィールドワークを行い、教材開発を行う。伝統工芸、自然、歴史、観光、環境、健康スポーツ、教育史、僻地教育などテーマをもうけ、各自の興味関心に即したグループで調査・フィールドワーク、教材開発を行う。実地調査の成果を報告発表、最終段階においては教材開発の経緯と成果について発表する。

授業の到達目標

 ・箱根を事例地として、アポイントや調査の基本を実践的に学び、人々と関わりながら教材開発に向けた調査活動を行う事ができる。
 ・具体的な地域教材や学習活動プランを開発することができる。
 ・構想した地域教材や学習活動プランを発表し、アイディアを共有し、意見を述べることができる。

成績評価の方法および基準

 事前学習の準備状況20%、箱根での調査活動の取り組み30%、教材開発の成果・発表・振り返りのレポート50%、総合的な参加状況をふまえて評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書特になし
参考文献箱根エリアの教材作成に関わる資料等、美術館、博物館、資料館等の施設に関するリーフレット等

準備学修の内容

 自主的に調査候補施設機関と連絡をとりながら資料収集などを行い、グループ内での話し合いを円滑に進めるための準備、研究成果をまとめて発表を行うための準備が求められる。

その他履修上の注意事項

 ・履修者同士が協力して、主体的に調査活動や学びをつくることが求められるため、協調性および主体性が強く求められます。
 ・帝京大学箱根セミナーハウス宿泊費(1泊、朝食・夕食付き5,750円の予定)、及び各自交通費や施設入場料などが必要となります。

授業内容

授業内容
第1回 4月 キャンパス:オリエンテーション
第2回 4月 キャンパス:追求課題及びグループの決定
第3回 4月 キャンパス:調査候補先の選定
第4回 5月 キャンパス:調査依頼と調査日程作成
第5回 5月 キャンパス:中間発表1
第6回 6月 キャンパス:中間発表2
第7回 6月 箱根エリアにて、終日調査
 10:30(集合)「箱根湯本」駅改札前
 10:40~18:00 自由見学・調査活動
 18:00~21:00 帝京大学箱根セミナーハウスロビー集合(夕食)
 グループ学習会(調査まとめ・話し合い)
第8回 同上
第9回 同上
第10回 箱根エリアにて、終日調査
 9:00~17:00 帝京大学箱根セミナーハウスチェックアウト後、調査活動(取材、教材収集)
 17:00(集合)「箱根湯本」駅改札前
 解散後自由見学・帰宅
第11回 同上
第12回 同上
第13回 6月 キャンパス:教材開発および発表準備
第14回 7月 キャンパス:最終発表1
第15回 7月 キャンパス:最終発表2と振り返り
 キャンパスで行う授業の詳細日程は、第1回目に確認します。