担当者 | 大野 貴司教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | MAN-312 |
本講義では、経営者などの役員、従業員を含む企業を取り巻く多様なステークホルダーが企業を統治し、倫理・道徳的にも経営手法的にも正しい経営を実現していくことを目指す企業経営上の仕組みであるコーポ―レートガバナンスについてその背景と理論、現状や課題など、多面的な観点から講義をしてきたい。本講義は、企業の社会性と倫理性に焦点を当て、これらの重要性を確認するとともに、企業における社会性と倫理性をいかに企業成長、企業価値の向上へとつなげていくべきかを考えるにあたり必要となる背景や理論について講義していきたい。それにより受講者が上記の課題を自分で考えられるようになるためのパースペクティブを構築することを支援したい。
・コーポレートガバナンスに関する基礎~応用的な理論を習得すること。
・経営理念・CSR・企業倫理に関する代表的な理論について説明できるようになること。
・企業における社会性と倫理性をいかに企業成長、企業価値の向上に繋げていくかを自分なりに提言できるようになること。
・定期試験 40%
・小レポート 30%(1回10点×3回実施)
・リアクションペーパー及び小テスト 30%(大幅な遅刻、長時間の離席者は受験しても加点しない、スマホいじり、内職など態度の悪い者はここから減点する)
60点以上を合格とする。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 指定しない。 | ||
参考文献 | 入門企業と社会 | 佐々木利廣・大室悦賀 | 中央経済社 |
準備学習:毎回講義の最後に、次回の講義のキーワードを紹介するので、自分でキーワードを調べ、その内容をまとめ、分からなかった部分について明らかにした上で講義に臨むこと。
事後学習:講義で取り扱った内容について関連する書籍を読み、理解を深めるだけでなく、その実態について理解するため、その部分に該当する現象を新聞や経済雑誌などから見つけておくこと。
・過去の講義資料、課題はDropboxにアップする。Dropboxへのアクセスの仕方については講義で説明する。
・私語、途中入退室など他の受講者の迷惑になる行為は慎むこと。遅刻、居眠り、内職、長時間の途中退室など受講意欲が感じられない学生については減点する。
・あまりに受講者が後部座席に集中する場合は、受講者の受講へのモチベーション向上のために指定座席制度を導入する。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション、企業と社会 |
第2回 | 企業成長における経営者の役割 |
第3回 | 企業成長における経営理念の役割と意義 |
第4回 | 企業成長における経営文化の役割 |
第5回 | 企業成長における経営文化のマイナス側面 |
第6回 | 経営文化の変革 |
第7回 | 企業経営における社会性とCSR(Corporate Social Responsibility) |
第8回 | 戦略的CSR |
第9回 | 企業不祥事(トップ主導型)の原因と防止策 |
第10回 | 企業不祥事(現場発生型)の原因と防止策 |
第11回 | 企業経営における倫理(企業倫理) |
第12回 | ステークホルダーに配慮した経営を目指して(ステークホルダー・マネジメント) |
第13回 | 株主に向けた情報発信(Investor Relations) |
第14回 | CSV(Creating Shared Value) |
第15回 | まとめ |