文化心理学Ⅱ
担当者大川 清丈教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [社会学科]
科目ナンバリングSOP-102

授業の概要(ねらい)

 文化心理学の各論として、近現代日本の教養主義への理解を深める。
 また、矢内原忠雄(1893-1961)に焦点をあてながら、教養思想について学ぶ。

授業の到達目標

 ①教養主義の特徴について説明できる。
 ②近現代日本文化の特徴について説明できる。

成績評価の方法および基準

 授業中のリアクション・ペーパー(30%)、小テスト(20%)、期末試験(50%)による。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 教科書は使用しない。
参考文献 参考文献は使用しない。

準備学修の内容

 授業内容に関連する文献等を自主学習すること。
 わからない専門用語の意味を自分で調べること。

その他履修上の注意事項

 文化心理学Ⅰと併せて履修することが望ましいが、文化心理学Ⅱのみの受講も可能である。
 授業中に配布したプリントはファイルしておくこと。

授業内容

授業内容
第1回 イントロダクション
第2回 教養主義とは?
第3回 近代日本の教養主義
第4回 教養論の系譜(1)新渡戸稲造
第5回 教養論の系譜(2)河合栄治郎
第6回 教養論の系譜(3)東京大学教養学部教養学科の出発
第7回 教養論の系譜(4)東京大学教養学部教養学科の展開
第8回 まとめと小テスト
第9回 矢内原忠雄の教養思想(1)経歴
第10回 矢内原忠雄の教養思想(2)植民政策学者
第11回 矢内原忠雄の教養思想(3)キリスト者
第12回 矢内原忠雄の教養思想(4)矢内原事件
第13回 矢内原忠雄の教養思想(5)初代教養学部長
第14回 矢内原忠雄の教養思想(6)東京大学総長
第15回 まとめと試験