担当者 | 大川 清丈教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [社会学科] | |
科目ナンバリング | SOC-103 |
本講義は社会学の学習への入門である。
われわれはしばしば「頑張る」ということば(「頑張ります」「頑張ろう」「頑張って」「頑張れ」など)をつかう。そこで、「頑張る」=忍耐して努力することを切り口にして社会(特に日本社会)を分析していく。このようにことばの分析から社会のあり方へアプローチする。
①社会学的なものの見方・考え方を修得する。
②現代社会、特に現代日本社会のあり方・問題点への関心を深めることができる。
③新聞記事やニュースに接する時に、自分なりの見方ができる。
授業中のリアクション・ペーパー(30%)、小テスト(20%)、期末試験(50%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『がんばること/がんばらないことの社会学――努力主義のゆくえ』2016 | 大川清丈 | ハーベスト社 |
教科書 | |||
参考文献 | 参考文献は使用しない。 |
授業内容に関連する文献等を自主学習すること。
MELICで図書を検索し借りること。
現代社会論Ⅱと併せて履修すること。
現代社会への多角的な見方を学んでほしい。
授業中に配布したプリントはファイルしておくこと。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション |
第2回 | 社会とは何か・社会学とは何か |
第3回 | 現代とはいつか |
第4回 | 翻訳語としての「社会」 |
第5回 | 社会と世間 |
第6回 | 「頑張り」=努力主義と日本社会(1)序論 |
第7回 | 「頑張り」=努力主義と日本社会(2)能力平等観 |
第8回 | まとめと小テスト |
第9回 | 「頑張り」=努力主義と日本社会(3)同調的個人主義 |
第10回 | 「頑張り」=努力主義と日本社会(4)「頑張り」=努力主義の現在 |
第11回 | 「頑張り」=努力主義と日本社会(5)「頑張り」=努力主義の事例 |
第12回 | 戦後日本の「頑張り」=努力主義(1)「頑張る」の語義史 |
第13回 | 戦後日本の「頑張り」=努力主義(2)努力の社会学 |
第14回 | 戦後日本の「頑張り」=努力主義(3)戦後の変容 |
第15回 | まとめと試験 |