臨床心理学概論
担当者大森 哲至教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [教育文化学科]
科目ナンバリングCLI-201

授業の概要(ねらい)

 本講義では、臨床心理学の発展の歴史、基本的な考え方や理論、検査法などのアセスメントについて学ぶことを目的とする。臨床心理学の代表的な理論を理解し、教育、福祉、医療、産業などの分野におけるそれぞれの心理支援に応用できるようにする。

授業の到達目標

1. 臨床心理学の代表的な理論について理解し、説明することができる
2. 臨床心理学における研究法上の特色やアセスメントについて理解することができる。
 

成績評価の方法および基準

定期試験 60%
授業への取り組み方(リアクションペーパーの提出など)40%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書は指定しない。毎回の授業でレジュメを配布する。
参考文献「臨床心理学」丹野義彦・石垣琢磨・毛利伊吹・佐々木淳・杉山明子有斐閣

準備学修の内容

事前に心理学に関する本を読んでおくことが望ましい。

その他履修上の注意事項

出席率が70%未満の場合は、不合格とするので出席率は気をつけるようにしてください。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
第2回臨床心理学とは何か
第3回不安障害の理解と支援
第4回気分障害の理解と支援
第5回統合失調症の理解と支援 ①
第6回統合失調症の理解と支援 ②
第7回PTSD(心的外傷後ストレス障害)の理解と支援
第8回発達に関する障害の理解と支援
第9回前半部分のまとめ
第10回思春期・青年期の心理的問題
第11回成人期・老年期の心理的問題
第12回臨床心理学の現場
第13回精神分析療法・クライエント中心療法
第14回行動療法・認知療法
第15回後半部分のまとめ