スポーツ政策論Ⅰ
担当者大山  高教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [経営学科]
科目ナンバリングSPS-303

授業の概要(ねらい)

 スポーツ振興に関する国や地方自治体の取り組みについて、全体的な枠組みと根拠法令の概要を理解し、日本のスポーツ振興の施策について事例を交えて学習するとともに、地域におけるスポーツ振興の現状と課題についても事例を基に学習する。

授業の到達目標

 本講義は、日本におけるスポーツ振興の方策や行政の取り組みについて専門科目レベルの習得を目標とする。

成績評価の方法および基準

 三年生以上が専門的に学ぶ科目のため、成績評価基準の厳しさは本講義独自の設定である。受講する前には、必ずガイダンスに出席し、下記基準を確認すること。
  平常点:「30点」。具体的な欠席回数の許容範囲はガイダンスで伝える。
  試験:期中に授業中小テスト14点×5回 計「70点」。
  ※特徴は授業中に「(学生を指名して)その場で意見を求める」ことが多い
  ※ディスカッション形式となる(つまりグループワークもあり)
  ※毎回小テストの実施は授業の進行によるため、抜き打ちテストとなる
  ※公欠、病欠は証明書があれば、小テスト実施日の欠席であっても認める
 以上を総合的に評価

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『Jリーグが追求する「地域密着型クラブ経営」が未来にもたらすもの』 大山 高(青娥書房)
参考文献『スポーツ白書』SSF笹川スポーツ財団
参考文献『スポーツ政策論』(成文堂)

準備学修の内容

 指定された教科書の熟読、および小テストに向けた事前学習

その他履修上の注意事項

 この講義では、講師自身が実際に仕事として携わってきた企業(実業団)チームの運営、選手のブランドマネジメント、Jリーグクラブのプロスポーツクラブ経営、広告代理店での権利ビジネス、Jリーグブランドマーケティングを事例に学習していきます。

授業内容

授業内容
第1回 ガイダンス
第2回 スポーツ政策の研究
第3回 スポーツ政策と公共性(1)
 スポーツと政策の見方、考え方
第4回 スポーツ政策と公共性(2)
 政策対象としてのスポーツの公共性
第5回 スポーツプロモーション
 グローバリゼーションと我が国のスポーツ
第6回 競技スポーツ政策
第7回 スポーツ施設と政策
第8回 学校体育政策
第9回 地域のスポーツ政策
 地域密着型、自治体におけるスポーツ政策ネットワーク
第10回 地域スポーツクラブとその施策
第11回 総合型地域スポーツクラブ
第12回 トップレベルスポーツクラブのマネジメント
第13回 企業スポーツと政策
第14回 スポーツの地域密着型経営とは
第15回 これまでのまとめ 総括