担当者 | 大貫 真寿美教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [人間文化学科] | |
科目ナンバリング | ARL-110 |
物をよく観察することから始め、デッサン用具材料の扱いなど基礎から学ぶ。デッサンの基本となる鉛筆の削り方から紙の選び方、物を観るときに基本となる姿勢やコツなどを学び自分の表現を探してゆく。そのうえで水彩画へと表現方法を広げる。物を描くということは視野を広げ大きく物事を捉えること、または視点を小さいものに焦点を当てることから始まる。物を観察し物の特性を学ぶことは、日常の物を鋭く観察する眼を養う。それは、作品をつくるということだけではなく、日常の世界の観方を変えることとなる。「絵画Ⅰ」から学んだことを広げ・深めてゆく。最後の制作は自分でモチーフも設定し自由制作をする。生涯を通じて絵画制作をする足がかりとする。
物をよく観る姿勢の定着。表現技術の習得。物の見方にも色々あることを実感する。自分の表現を広げ・深める。
毎回の制作。学期末のポートフォリオ。(スケッチブック)
学年末のポートフォリオ70%
毎回の制作コメントシート及び意欲関心態度30%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 |
指定された材料用具の準備。物の観察をし考察を行う。自由制作についての準備。
授業内で制作している作品は自主的に制作を継続すること。
制作した作品には「学び・気づき・作品のコメント」をコメントシートに記述し添付すること。
自ら表現することを学ぶ授業である。積極的に自分を表現できるよう制作に打ち込んで欲しい。
※用具・材料の準備と片づけは必要最低限の授業の学びの姿勢の一つである。
※「絵画Ⅰ」を履修し、第一回の授業に出席した者のみ履修可とする。
※各自で水彩用具を持参、または、消耗品としての絵の具代を負担すること。(700円程度)
回 | 授業内容 |
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第1回 | ・オリエンテーション ・指を描く |
第2回 | ・日常見慣れているものにも空間や光の流れがある ・洗濯ばさみを描く |
第3回 | ・洗濯ばさみの構成 |
第4回 | ・クレパスによる表現 |
第5回 | ・「神羅万象」というテーマで表現をする |
第6回 | ・身近にあるものをデッサンする |
第7回 | ・植物を描く① |
第8回 | ・植物を描く② |
第9回 | ・異素材を使って表現する① |
第10回 | ・異素材を使って表現する② |
第11回 | ・異素材を使って表現する③ |
第12回 | ・自由制作① |
第13回 | ・自由制作② |
第14回 | ・自由制作③ |
第15回 | ・まとめ |