担当者 | 増田 隆教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 必修 2単位 [法律学科 2018年度以降] | |
科目ナンバリング | CRL-101 |
「およそ犯罪が成立するためには、どのような要件を充足する必要があるのか?」、すなわち、犯罪の一般的成立要件について、実際の裁判例を可能な限り多く紹介しながら、わかりやすく説明したいと思います。政治学科の学生向けの授業なので、細かい解釈論よりも、学説の歴史的流れを重視して学びます。
①刑法学は、他の法分野よりも学説の対立が激しく、難解だと言われますが、
教科書を通読して自習する習慣を身につけてもらうこと。
筆記試験及び平常点
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 『刑法総論』(3版:2016年) | 高橋則夫 | 成文堂 |
教科書 | 『刑法判例百選Ⅰ -- 総論』(7版:2014年) | 山口厚ほか | 有斐閣 |
参考文献 |
教科書の該当箇所を通読してください。
知識の単なる丸暗記に終始することなく、「なぜ?」と自問する探求心を、刑法を素材に身につけてもらいたいと思います。授業に出席して学ぶことはもちろんのこと、他人と場所及び時間を共有していることを常時意識して、私語を慎む等各自自覚してください。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | オリエンテーション |
第2回 | 刑法学の基礎 |
第3回 | 罪刑法定主義(1) |
第4回 | 罪刑法定主義(2) |
第5回 | 犯罪論体系 |
第6回 | 構成要件論 |
第7回 | 実行行為論 |
第8回 | 因果関係論(1) |
第9回 | 因果関係論(2) |
第10回 | 不作為犯論 |
第11回 | 故意論 |
第12回 | 事実の錯誤(1) |
第13回 | 事実の錯誤(2) |
第14回 | 事実の錯誤(3) |
第15回 | 復習 |