帝京大学八王子キャンパス

財務諸表論Ⅰ

　制度としての財務会計を学びます。制度としての会計は、法令に基づいています。
　単に会計処理を記憶するのではなく、その背景となる制度についても理解しましょう。
　教科書を基本にして授業を進めます。

　・制度としても会計の意味を知る、つまり基になる法令等は何かを知ることです。
　・財務諸表の基本理論を理解することです。
　・簡単な仕訳作成と財務諸表が読めるようになることです。

　授業への貢献度20％と定期試験80％。
　授業への貢献度とは、単なる出席ではなく、授業の進行に参加協力することです。
　授業の進行の妨げとなる行為がある場合は参加をお断りすることがあります。

種別	書名	著者・編者	発行所
教科書	『財務会計講義第20版』新藩が出た場合は、最新版で学習します。	桜井久勝	中央経済社
教科書	必要があれば、授業の際に参考となる文献等を示します。
参考文献	『新版会計法規集』	中央経済社　編

　テキストを熟読してください。繰り返し、テキストを読み、復習して仕訳と例示のような簡単な財表を作成できるようになってください。LMSに補助資料を掲載します。事前に学習をしてください。また、テストも掲載します。復習してください。

　テキストを持参してください。授業はテキストで実施します。
　LMSに掲載する資料は必ず印刷して持参してください。

回	授業内容
第1回	オリエンテーション,会計の領域と機能を学習します。
第2回	財務会計の制度について学習します。
第3回	会計理論と会計基準について学習します。
第4回	利益計算の仕組み（複式簿記）について学習します.
第5回	利益計算の仕組み（損益法、財産法）について学習し、今まで復習をします。
第6回	利益測定と資産評価の基礎概念について学習します。
第7回	売上高と収益の認識を学習します。
第8回	棚卸資産（範囲と取得原価、）と売上原価を学習し、これまでの復習をします。
第9回	棚卸資産（払出単価、期末評価）と売上原価を学習します。
第10回	有形固定資産（範囲と区分、取得原価）を学習します。
第11回	有形固定資産（減価償却、期末評価、減損）を学習し、今までの復習をします。
第12回	損益計算の区分表示と包括利益を学習します。
第13回	演習とまとめをします。
第14回	損益計算の仕組みの復習を行います。
第15回	春期の復習とまとめを行います。