授業の概要（ねらい）

　グローバル化の進行する中で企業の海外直接投資、グローバルな販売、生産、研究開発等が一般化している。こうしたグローバルな展開を行うのは、従来は先進国の大企業が中心であったが、近年は中小企業も急速に増えている。また新興国の大企業の国際展開も目立つ。日本の場合、国内市場の縮小に伴い国際展開が必須である。この中で積極的に活躍の場を広げ収益を拡大している企業は多いが、他方で様々な局面で新たな課題に直面し、対応を迫られている。この授業では、グローバルな展開を行う、いわゆる多国籍企業等の活動に関し、マクロ的な環境とグローバルな事業の現状、その背景・歴史を学び、企業の課題を考える。授業においては講師の実務経験（国際金融、メーカー等）を踏まえ、具体的な事例を紹介して分かりやすい講義を目指す。　なお、受講者の希望や授業の進捗度合い等を踏まえ、内容や日程に変更を加えることがあります。

授業の到達目標

　多国籍企業のグローバルな事業の現状とその背景・歴史を理解する。国際ビジネスの基礎を身に付ける。

成績評価の方法および基準

　期末試験50％、小テストないしレポート40％、授業への参加度10％、受講態度（私語の有無、等）も重視します。
　6回以上欠席した場合は成績評価の対象外になり、単位取得は認められません。

教科書・参考文献

準備学修の内容

　・教科書の予習。専門用語の意味等を理解しておく。
　・新聞、雑誌、インターネット等で企業の海外活動や多国籍企業の具体事例に触れる。

その他履修上の注意事項

　・新聞、インターネット等で具体事例に触れることが重要です。出来れば、英語のニュースや文献に触れるよう努める。
　・受講態度（私語等を含む）に問題ある場合は厳格に対応します。

授業内容