担当者 | 若山 昇教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [法律学科 2017年度以前] | |
科目ナンバリング | CAE-401 |
本授業は、公務員試験等、就職に関する受験目標を持つ学生を対象とする。しかし一口に公務員教養と言っても、その範囲は極めて広い。公務員になるための教養試験には、知識(社会科学、人文科学、自然科学)と知能(判断推理、数的推理、資料解釈等)が必要となる。
授業では後者の知能の分野に焦点をあて、数的処理を中心に、数理的スキルや論理的思考力を習得する。これらは丸暗記では対処することはできない、いわば思考の基盤となる能力である。
このため、授業では討論や発表を積極的に取り入れる。
自分が受験する公務員試験で、十分に合格するレベルになることが、授業の到達目標である。このため、
① まず基礎能力を養うべく、公務員試験に出題されるような演習問題を題材とし、
② いかに考え、分析し、判断をするかを身につけること、
③ さらに、自らの能力を高める方法を習得することを目標とする。
■授業方法:
公務員試験に受かるには、いかにするべきかを考え、演習問題を解く。学生は発表などを通して、授業に主体的に参加することが求められる。
*発表・討論等によるクラス貢献度と課題提出(45%)、レポートまたは試験(55%)を総合して評価する。
■評価の基準(試験の達成レベルと成績の目安):
S:特に優秀で、教科書・過去問程度の問題なら、いつでも十分に合格点を超えることができる。
A:優秀で、教科書・過去問程度の問題を、理解することができ、何とか合格点に達することができる。
B:教科書・過去問程度の問題を、自力で何とか解くことはできる。
C:教科書を理解することや課題・問題を解くことが、難しい。単位取得の最低レベルにすぎない。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 授業は授業参加者のために行うものであり、授業に必要な書籍等があれば授業参加者に別途連絡する。乞うご期待。 | なお、このWebシラバスに事前に公開しないので、もし教科書の差異によって受講するか否かを決めたい学生がいれば、別途教員に尋ねられたい。 | |
参考文献 |
学生の理解を助けるために、課題を出すことがあるので、その際は課題を遂行して、提出すること。
*授業では公務員合格レベルに達するための学習・受験準備対策を教えるので、学生は主体的・積極的に授業に参加する。
*目標達成のためには、復習をすることが望ましい。復習は、授業で学んだこと、自分ができなかった問題等を、再度自分で学習する。
*1年間でまとまった内容を学ぶので、特別講義・公務員教養Ⅳと共に履修することを強く希望する。
*数学的な事項は、基本から復習する。 数学的な考え方を好きになれば素晴らしいが、少なくとも苦手意識を排除したい。
*数理的スキルを学ぶ最後のチャンスとなるので、しっかり受講されたい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション、授業の方針・内容 |
第2回 | 試験問題を分析・対策・戦略 |
第3回 | 時事問題対策(基礎) |
第4回 | 時事問題対策(応用) |
第5回 | 数の性質(基礎) |
第6回 | 数の性質(応用) |
第7回 | 方程式 |
第8回 | 不等式 |
第9回 | 速度(基礎) |
第10回 | 速度(応用) |
第11回 | 速度(発展) |
第12回 | 文章題(基礎) |
第13回 | 文章題(応用) |
第14回 | 復習問題 |
第15回 | 総合問題 |