経済学演習Ⅰ
担当者
単位・開講先必修  2単位 [経済学研究科 経済学専攻]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

 この演習は、「貨幣と金融」について学びます。理論、歴史、各国の制度について学びます。

授業の到達目標

(1)「貨幣と金融」について深い洞察力を修得する。
(2)「貨幣と金融」に関する歴史の基本事項を修得する。
(3)「貨幣と金融」の各国の制度に関する基本事項を修得する。

成績評価の方法および基準

 出席状況、討論への参加、レポートの作成と発表に基づいて総合的に評価します。毎回の出席は最低限の義務です。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『21世紀の貨幣論』マーチン著東洋経済新報社
教科書
参考文献参考文献は進行に合わせて紹介します。

準備学修の内容

 各回の報告者は、テキストの内容紹介・討論の論点、課題について調べた内容の紹介・論点をプレゼンテーション出来るように準備してください。それ以外の学生は、テキストの該当箇所を読み、質問を考えておいてください。

その他履修上の注意事項

 参加者は、しっかり準備し、出席し、積極的に発言するように心がけてください。

授業内容

授業内容
第1回貨幣とは何か、について学ぶ
第2回貨幣前夜について学ぶ
第3回エーゲ文明の発明について学ぶ
第4回貨幣の支配者は誰か、について学ぶ
第5回貨幣権力の誕生について学ぶ
第6回「銀行」の発明について学ぶ
第7回貨幣の大和解について学ぶ
第8回ロック氏の経済的帰結―貨幣の神格化、について学ぶ
第9回鏡の国の貨幣について学ぶ
第10回貨幣懐疑派の戦略―スパルタ式とソビエト式、について学ぶ
第11回貨幣を忘れた経済学について学ぶ
第12回正統と異端の貨幣観について学ぶ
第13回信用市場の肥大化について学ぶ
第14回大胆な安全策について学ぶ
第15回「貨幣と金融」に関して総括する