担当者 | 山口 仁 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [社会学科] | |
科目ナンバリング | SOC-107 |
社会的行為、およびその行為主体としての「ジャーナリズム」を政治学、社会学、メディア・コミュニケーション論的観点から説明していく。基本的にはジャーナリズムの担い手としてマス・メディアを想定して、理論と事例を織り交ぜながら解説していく。そのうえで、ジャーナリズムを社会の中の一要素・一機能として説明してきたい。
ジャーナリズムを政治・社会学の観点から理解できるようになること。そのうえで、所定の時間内にジャーナリズムに関する基本的概念を用いて、社会的事例・出来事について分析的な論述ができるようになること。
期末試験(100%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『新版ジャーナリズムを学ぶ人のために 第2版』 | 大井真二・鈴木雄雅・田村紀雄編 | 世界思想社、2018年 |
参考文献 | 『メディアがつくる現実、メディアをめぐる現実』 | 山口仁 | 勁草書房、2018年 |
授業時間内に指示した次回の講義内容に関するテキストの精読。
授業内で指示したメディア・コンテンツとの接触。帝京大学図書館(MELIC)を積極的に活用すること。
講義中、他者の権利を侵害したとみなされる学生、もしくは受講態度に甚だしい問題がある学生に対しては退出を命じることがあるので注意すること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション:ジャーナリズム論の射程(1) |
第2回 | メディア化時代のジャーナリズム |
第3回 | ジャーナリズムの歴史・教育・制度①:ジャーナリズム史 |
第4回 | ジャーナリズムの歴史・教育・制度②:ジャーナリズム教育―ジャーナリズム・リテラシー |
第5回 | ジャーナリズムの歴史・教育・制度③:ジャーナリズムの法と倫理 |
第6回 | ジャーナリズムの生産過程①:事件・現実に関する情報の取捨選択(取材と報道) |
第7回 | ジャーナリズムの生産過程②:ニュース価値と選択性と「ニュースのコントロール」 |
第8回 | ジャーナリズムの生産過程③:プロフェッショナリズムと客観性 |
第9回 | ジャーナリズムの生産過程④:ジェンダーとメディア |
第10回 | ニュースのフレーム、ニュースにおける物語 |
第11回 | オルタナティブ・ジャーナリズム |
第12回 | グローバル化とジャーナリズム |
第13回 | 戦争と平和のジャーナリズム |
第14回 | ジャーナリズムの比較研究と脱西欧型のジャーナリズム研究 |
第15回 | 総括 |