外交史Ⅰ
担当者山口  航教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [政治学科]
科目ナンバリングINR-101

授業の概要(ねらい)

この講義では、「主権国家」の誕生から第二次世界大戦までの時期に焦点を合わせ、外交史の基本的な流れを論じていきます。政治・外交の基本的なしくみや課題、関連する時事問題などを幅広く学びます。理解を深めるために映像資料も使います。

授業の到達目標

1) 外交史の基本的な知識を得る。
2) 外交史を多角的に分析することができるようになる。
3) 今日の外交の諸問題をより深く理解することができるようになる。

成績評価の方法および基準

1)平常点30%(コメントなど)
2)ブック・レポート20%(教科書『国際紛争』465~473頁で紹介されている書籍を1冊読み、1000字程度で内容の要約をした上で、1000字程度でその内容について論じてください(合計2000字程度)。書籍のタイトルを明記して、LMSで提出すること)
3)期末試験 50%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『国際紛争――理論と歴史[原書第10版]』ジョセフ・S・ナイ・ジュニア、デイヴィッド・A・ウェルチ(田中明彦・村田晃嗣訳)有斐閣、2017年
参考文献
参考文献
参考文献

準備学修の内容

教科書の該当箇所を読んでください。
より深く学びたい人は、参考文献(適宜授業中に紹介します)も読んでください。
継続してニュースに接する習慣を身につけてください。

その他履修上の注意事項

ノートをしっかり取ってください。
外交史IIもあわせて受講すると理解が深まると思います。
時事問題との関連にも言及していくため、授業の計画の変更もあり得ます。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション
第2回バランス・オブ・パワー
第3回第一次世界大戦の起源
第4回第一次世界大戦の展開
第5回第一次世界大戦の終結
第6回第一次世界大戦の影響
第7回戦間期
第8回集団安全保障の興亡
第9回第二次世界大戦の起源
第10回第二次世界大戦の展開
第11回太平洋戦争の起源
第12回太平洋戦争の展開
第13回第二次世界大戦の終結
第14回第二次世界大戦の影響
第15回まとめ