現代政治理論Ⅱ
担当者山口  航教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [法律学科 2018年度以降]
科目ナンバリングPOL-302

授業の概要(ねらい)

この講義では、現代政治について、日本外交に焦点を合わせながら理論的に学んでいきます。授業の前半に現代政治に関連する時事問題を扱い、後半にテキストのテーマにそって日本外交の論点を学んでいきます。理解を深めるために映像資料も使います。

授業の到達目標

1) 現代政治の基本的な知識を得る。
2) 現代政治を理論的に分析することができるようになる。
3) 現代政治をより深く理解することができるようになる。

成績評価の方法および基準

1) 平常点30%(コメントなど)
2) ブック・レポート20%(教科書『安全保障の位相角』の第6~9章のいずれか1章を読み、1000字程度で内容の要約をした上で、1000字程度でその章について論じてください(合計2000字程度)。LMSで提出すること)
3) 期末試験 50%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『日本外交の論点』佐藤史郎・川名晋史・上野友也・齊藤孝祐編法律文化社、2018年
教科書『安全保障の位相角』川名晋史・佐藤史郎編法律文化社、2018年
参考文献

準備学修の内容

テキストの該当箇所を読んでください。
より深く学びたい人は、参考文献(適宜授業中に紹介します)も読んでください。
継続してニュースに接する習慣を身につけてください。

その他履修上の注意事項

ノートをしっかり取ってください。
現代政治理論Iも受講すると理解が深まると思います。
関連する時事問題も扱うため、授業の計画の変更もあり得ます。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション
第2回国際テロ対策の展開と日本のテロ予防支援
第3回日本外交と緊急援助
第4回政府開発援助と「国益」
第5回難民・国内避難民は弱者か,脅威か
第6回気候変動問題と日本の対応
第7回日本における人身取引と人権
第8回海洋秩序と日本外交
第9回メガ FTA の時代における日本の通商政策
第10回農業・食料をめぐる多様な政策選択肢
第11回「資源小国」に求められるエネルギー資源外交
第12回文化を通じた国際環境へのアプローチ
第13回世界遺産をめぐる日本外交
第14回水産資源の利用と保護
第15回まとめ