日本史籍講読2B-Ⅰ
担当者佐伯 智広教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [史学科]
科目ナンバリングJPH-219

授業の概要(ねらい)

 日本中世史を学ぶ上で、和様漢文を読み解く力は、絶対に欠かせないものです。この授業では、中世の貴族の日記の抄出である『百練抄』の講読を通じて、和様漢文の読み方の解説と、記録史料の読解練習を行います。その後、源平合戦に関する記事を、分担して講読していきます。

授業の到達目標

 日本中世の記録史料を読解する能力を養うことを目指します。

成績評価の方法および基準

 授業中報告30%
 試験70%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書なし
参考文献日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法苅米一志吉川弘文館
参考文献日本の時代史7 院政の展開と内乱元木泰雄吉川弘文館

準備学修の内容

 予習として、人名・地名・歴史用語等の下調べと、読み下し文・解釈の作成が必要です。
 復習として、読み下し文・解釈の見直しが必要です。

その他履修上の注意事項

 報告担当があらかじめ決まっている回に無断欠席した場合は、単位を認めません。

授業内容

授業内容
第1回授業の進行についてのガイダンス
第2回百練抄の講読1
第3回百練抄の講読2
第4回百練抄の講読3
第5回百練抄の講読4
第6回百練抄の講読5
第7回百練抄の講読6
第8回百練抄の講読7
第9回百練抄の講読8
第10回百練抄の講読9
第11回百練抄の講読10
第12回百練抄の講読11
第13回百練抄の講読12
第14回百練抄の講読13
第15回百練抄の講読14・問題演習