担当者 | 荒巻 恵子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [資格科目] | |
科目ナンバリング | LIH-202 |
これまで身に付けてきた読書に対する意識を振り返り、各自の自己の読書力を確かめ、図書館教育に資する内容の理解を深める。各分野における読書の必要性や読書の啓発の手立てをどのように考えるか等を明確にしたものにする。
授業においては、より具体的な教材、分かりやすい教材を活用して、参加型の授業を構築する。
図書館司書を目指す第一歩としてあるべき姿を理解して自己の今ある力量を高めていく手立てを明確にし、豊かな人間性につなげるようにする。
図書館に関する基本的な内容を自分のものにして、「読書の在り方」「読書の方法」「読書の啓発」等を的確に身に付け、読書に対する自己の力量を改善する。読書をどのように広げて図書館教育に資することを目標とする。
平常点(30%)、講義の中での提出物(40%)
最終課題(30%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『なぜ日本人は「ごんぎつね」に惹かれるのか』 | 鶴田清司著 | (明拓出版) |
教科書 | その他 出版社図書目録等 | ||
参考文献 | 『小学校学習指導要領国語科解説書』 | (文部省) | |
参考文献 | 『中学校学習指導要領国語科解説書』 | (文部省) | |
参考文献 | 『高等学校学習指導要領国語科解説書』 | (文部省) |
・日頃より読書を心掛けて図書の啓発に視する資料づくりをする。
・図書の紹介文、図書の推薦文、帯づくり等の具体化を推進する。
・週に一冊の読書を心掛けて、分野別の推薦図書一覧を作成する。
・公共の図書館を活用して、児童・生徒の使いやすい図書館マップ等を作成する。
※2018年度よりソラティオ4階アクティブラーニング教室で行います。
そのため、内容が変更になることもあります。
※テキストは、授業開始後、指示をします。
自己の読書力を高めるためにも参加型の授業への積極的なかかわりが求められる。授業に対する参画意識を高めることで充実度があがるよう前向きな態度を期待する。様々な分野の図書に関心をもち、受講者自らが人間性を高める読書の在り方を追求できるようにする。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 『読書と豊かな人間性』イントロダクション ・読書経験を振り返る ・ビブリオトークの方法と意義 |
第2回 | 『ビブリオトーク:乳幼児編』 ・乳幼児期の読書の特徴を捉える |
第3回 | 『ビブリオトーク:小学校低学年編』 ・小学校低学年期の読書の特徴を捉える |
第4回 | 『ビブリオトーク:小学校中学年編』 ・小学校中学年期の読書の特徴を捉える |
第5回 | 『ビブリオトーク:小学校高学年編』 ・小学校高学年期の読書の特徴を捉える |
第6回 | 『ビブリオトーク:中学生編』 ・中学生期の読書の特徴を捉える |
第7回 | 『ビブリオトーク:高校生編』 ・高校生期の読書の特徴を捉える |
第8回 | 『ビブリオトーク:課題図書編』 ・全国読書感想文コンクール作品から、課題図書を考える |
第9回 | 『ポスタートーク:新書の読み方』 ・新書の読み方を学ぶ ・ポスタートークの方法と意義 |
第10回 | 『読書活動推進のための工夫』① ・読書活動を推進するためには何が必要か。 ・飛び出す絵本づくり、不要な雑誌を活用したアート作品など |
第11回 | 『読書活動推進のための工夫』② ・読書活動を推進するためには何が必要か。 ・飛び出す絵本づくり、不要な雑誌を活用したアート作品など |
第12回 | 『作品を深く読むために』① ・「ごんぎつね」作品を通して、発見する ・発見したことを、発表する ・他者の発見から、省察する |
第13回 | 『作品を深く読むために』② ・「ごんぎつね」作品を通して、考察する ・考察したことを、発表する ・他者の考察から、省察する |
第14回 | 『作品を深く読むために』③ ・「ごんぎつね」作品を通して、想像する ・想像したことを、発表する ・他者の想像から、省察する |
第15回 | 『作品を深く読むために』④ ・「ごんぎつね」作品を通して、問いをもつ ・問いを、発表する ・他者の問いから、省察する |