担当者 | 金指 初恵 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択 2単位 [初等教育学科 こども教育コース] | |
科目ナンバリング | ESS-206 |
保育所・幼稚園における、幼児の音楽表現(「歌う活動」「楽器を演奏する活動」「聴く活動」「動く活動」)の指導に必要な知識や理論の習得を目指す。
具体的には、楽譜を読み書きするのに必要な知識、楽器の名称や奏法に関する知識、演奏形態や音楽の形に関する知識、わが国の伝統音楽や諸外国の音楽について、理論と実践を結びつけながら講義する。
音楽を理解するための知識や理論を習得し、楽譜を正確に読んだり書いたりできるようになる。
様々な音楽に触れ、保育現場での教材開発や幼児の表現活動をデザインするのに必要な知識や理論を習得する。
定期試験、毎回の振り返りシート、レポート、授業参加状況などを総合的に評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | プリントを配布する。 『幼稚園教育要領 解説』 『保育所保育指針』 『幼保連携型 認定こども園教育・保育要領』 | ||
参考文献 | 『やさしくわかる楽典』 | 青島広志 | 日本実業出版社 |
参考文献 | 『楽器の事典』 | 長尾泰・川俣隆 | ナツメ社 |
参考文献 | 『形から引ける 音楽記号辞典』 | 上田桂司・大橋由香里 他 | 株式会社ヤマハミュージックメディア |
授業内で学んだ知識や理論は、実際の楽譜や音楽の中で理解できるように復習をしておくこと。
授業内容は段階的に構成されており、途中の説明が抜けると次段階が理解できなくなるので、授業を休まないことが望ましい。
配布したプリントはファイルしておき、毎回必ず持参すること。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | ガイダンス 楽譜を読むための知識(音符と休符の名称と音価) |
第2回 | 楽譜を読むための知識(五線と音部記号・加線・譜表) |
第3回 | 様々なリズム(付点音符・拍子・小節) |
第4回 | 様々なリズム(弱起、シンコペーション) |
第5回 | リズムパターンによるリズム作り |
第6回 | 楽譜の中の記号(強弱・速度・曲想を示す記号、反復記号) |
第7回 | 音名・階名・変化記号・臨時記号 |
第8回 | 音階と調号 |
第9回 | 近親調・転調・移調 |
第10回 | 和音・コードネーム |
第11回 | 音楽の形 |
第12回 | 音楽の種類 |
第13回 | オーケストラやアンサンブルで使う楽器 |
第14回 | 日本の音楽と世界の音楽 |
第15回 | 試験とまとめ |