経営学演習Ⅲ
担当者金  振晩教員紹介
単位・開講先必修  4単位 [経済学研究科 経営学専攻]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

 本講義は、共通の研究テーマを「観光経営に関する諸問題」とし、旅行業、宿泊業、飲食業など各種観光事業の経営、さらに観光地全体を1つの経営体ととらえる「観光経営」に関心を寄せる学生を対象とする。
 具体的な内容は、経営学演習IとIIを履修した上で、教員の指導のもとに、研究テーマ及び研究対象を決めて、文献研究及び実証研究を通じて修士論文を執筆する。 
 ■研究テーマの例
  ①ホテル産業におけるサービス品質向上に関する研究
  ②バズマーケティングの有効性に関する研究
  ③ファシリティマネジメントの手法と事例研究
  ④日本におけるインバウンド観光の推進と課題

授業の到達目標

 経営学演習IとIIの履修内容を踏まえて、2年次末までに修士論文を完成させる。
 具体的な到達目標は下記の通りである。
  ①自主的な研究テーマの設定の仕方が理解できる
  ②文献資料の探し方や研究計画の立て方が理解できる
  ③自主研究内容をまとめて発表することができる
  ④建設的な批判を踏まえながら活発なディスカッションができる

成績評価の方法および基準

 評価は、出席が50%、各学期最低2回の発表の出来栄えが30%、質疑応答への参加が20%の配分によって総合的に評価する。質疑応答に積極的に参加することを参加者の最も重要な役割とし、担当者や他の参加者の発表を聞くだけでまったく発言しない場合は、他の項目が満点でもC評価とする。出席しても、私語によって授業を妨害する学生の単位は認定しない。私語に対しては厳しく対処するので十分注意してほしい。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書下記の4冊の参考書を用いる。これらの参考書の内容がこの演習の基礎知識となるので、各自自主的に学習すること。特に、できれば③は所持した方が望ましい。
参考文献『90分でコツがわかる!論文&レポートの書き方』泉 忠 著青春出版社
参考文献『論文の書き方』澤田 昭夫 著講談社学術文庫
参考文献『ゼミナール経営学入門 第3版』伊丹 敬之・加護野 忠男 著日本経済新聞社
参考文献『マーケティング原理第9版』フィリップ・コトラー 著、和田充夫監訳ダイヤモンド社

準備学修の内容

 前回の発表、及びディスカッションでの討議内容を踏まえて、研究レポートの作成のための資料を用意すること。

その他履修上の注意事項

 修士論文の執筆に必要な文献研究や実証研究を遂行できるように研究方法論の理解が必要である。同時に、パワーポイントの使い方、SWOT分析、KJ法、PDCAのサイクルを回すといった、卒業後必須の知識、技能、経験を身に付ける機会となるよう心掛けてほしい。

授業内容

授業内容
第1回 授業は、最初に自主的な研究のテーマ設定、文献資料の探し方、研究計画の立て方等を学習した上で、その後は各自が選んだテーマに沿って発表を繰り返してもらう。
 オリエンテーション
第2回 研究テーマの設定、文献の探し方
第3回 研究計画書の作成方法
第4回 演習参加者による研究発表①
第5回 演習参加者による研究発表②
第6回 演習参加者による研究発表③
第7回 演習参加者による研究発表④
第8回 演習参加者による研究発表⑤
第9回 演習参加者による研究発表⑥
第10回 演習参加者による研究発表⑦
第11回 演習参加者による研究発表⑧
第12回 演習参加者による研究発表⑨
第13回 演習参加者による研究発表⑩
第14回 演習参加者による研究発表⑪
第15回 前期のまとめ
第16回 前期と同様に修士論文を指導する。
第17回 前期と同様に修士論文を指導する。
第18回 前期と同様に修士論文を指導する。
第19回 前期と同様に修士論文を指導する。
第20回 前期と同様に修士論文を指導する。
第21回 前期と同様に修士論文を指導する。
第22回 前期と同様に修士論文を指導する。
第23回 前期と同様に修士論文を指導する。
第24回 前期と同様に修士論文を指導する。
第25回 前期と同様に修士論文を指導する。
第26回 前期と同様に修士論文を指導する。
第27回 前期と同様に修士論文を指導する。
第28回 前期と同様に修士論文を指導する。
第29回 前期と同様に修士論文を指導する。
第30回 前期と同様に修士論文を指導する。