教育研究の基礎
担当者居郷 至伸教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [教育文化学科]
科目ナンバリングSOE-102

授業の概要(ねらい)

 この授業では教育を対象としつつ①調査とは何かを把握し、②量的調査・質的調査をするうえで求められる思考法について学ぶ。その際、③調査倫理や社会調査の歴史についてもみていく。講義形式ではあるが、手を動かしてワークシートを作成したり、ミニ調査に参加したりする機会がある。
※授業方式:講義+課題(ワークシートの作成など)
※社会調査士科目A

授業の到達目標

・社会調査とは何か説明することができる
・量的調査・質的調査をするうえで求められる思考法について説明することができる
・調査倫理について説明できる
・社会調査の歴史について説明できる

成績評価の方法および基準

 レポート50%、課題への取り組み(コメントシートの内容・提出状況含む)等授業参加50%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『ガイドブック社会調査』第2版 森岡清志編日本評論社

準備学修の内容

 ワークシート等の課題が出されることがある。

その他履修上の注意事項

 やさしく学べるように留意しながら授業を行うので興味のある学生はためらわずに履修してほしい

授業内容

授業内容
第1回社会調査の目的と意義~科学的研究とエビデンス
第2回質的調査とその思考法(1)- マトリクスに整理する
第3回質的調査とその思考法(2)- マトリクスからストーリーをつくる
第4回質的調査とその思考法(3)- 質的調査の例
第5回質的調査とその思考法(4)- 意味解釈について
第6回量的調査とその思考法(1)- 座標(散布図)に整理する
第7回量的調査とその思考法(2)- 座標(散布図)からストーリーをつくる
第8回量的調査とその思考法(3)- 量的調査の例
第9回量的調査とその思考法(4)- 因果関係・相関関係とその区別について 
第10回実際の調査例(1)- ①公的統計
第11回実際の調査例(2)- ②マーケティング調査
第12回実際の調査例(3)- ③社会調査
第13回調査倫理~研究にどう臨むか
第14回社会調査史探訪
第15回授業総括