日本近代化論Ⅰ
担当者久木元 真吾教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [社会学科]
科目ナンバリングSOC-219

授業の概要(ねらい)

 日本の近代化の過程について、基本的な歴史的事実を再確認しつつ、社会学的な観点から考察する。特に、人々の日常生活に関わる領域において、社会の変動がどのような影響を及ぼしたのかに注目する。
 日本近代化論Ⅰでは、特に明治期~昭和期を中心に検討する。他の社会についても、比較の事例として適宜取り上げることがある。

授業の到達目標

 日本の近代化の過程についての一定の知識を身につけ、社会変動と個々人の生活の関係について理解を深める。

成績評価の方法および基準

 授業中のリアクションペーパーや諸課題(40%)、期末試験(60%)を総合して評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書プリント利用予定。
参考文献適宜紹介する。

準備学修の内容

 配布資料を再読し、自らの発見や考え、疑問点を整理しておく。

その他履修上の注意事項

 毎回の授業でリアクションペーパーの執筆・提出を求める予定である。講義中に発言やディスカッションを求めることもある。履修上の注意点の詳細は初回に説明し、履修者はその注意点を了承したものとして授業を進める。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション
第2回近代化とは:概念と射程
第3回幕末から明治へ:歴史的展開の確認
第4回明治期の社会変動と人々の生活(1)
第5回明治期の社会変動と人々の生活(2)
第6回明治期の社会変動と人々の生活(3)
第7回明治期の社会変動と人々の生活(4)
第8回大正から昭和へ:歴史的展開の確認
第9回大正・昭和期の社会変動と人々の生活(1)
第10回大正・昭和期の社会変動と人々の生活(2)
第11回大正・昭和期の社会変動と人々の生活(3)
第12回大正・昭和期の社会変動と人々の生活(4)
第13回大正・昭和期の社会変動と人々の生活(5)
第14回国際比較の視座
第15回まとめ