広報論Ⅱ
担当者吉野 ヒロ子教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [社会学科]
科目ナンバリングSOC-232

授業の概要(ねらい)

 コーポレート・コミュニケーションには、広告・プロモーション・マーケティング・広報などさまざま活動があります。この講義では他の活動も視野に入れつつ、広報論について学びます。
 秋学期は、「広報論I」で単位取得していることを前提に、広報のより具体的な課題について、さまざまな事例を中心に紹介します。

授業の到達目標

 ・「広報」の影響力や機能を、より具体的に理解する
 ・自分の生活を振り返り、マスメディア、インターネット等多角化しているメディアの影響を考える
 ・メディア・リテラシーを培い、コミュニケーションの難しさを考える

成績評価の方法および基準

 教場試験(第14回講義内)の評価を基本とし、レスポンスペーパー(毎回)の内容によって加点します。
 ※出席10回以上が前提(学生証をリーダーに通すこと。学生証忘れには対応しません)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『広報・パブリック・リレーションズ入門』(宣伝会議)
教科書『広報・PR概論』(日本パブリック・リレーションズ協会)
教科書ほか教場で指示
参考文献

準備学修の内容

 ・広報に関するニュースや記事を日々チェックし、蓄積すること
 ・講義で紹介した文献・事例について、調べること

その他履修上の注意事項

 毎回レスポンスペーパーを課します。書くのが苦にならない人、書くのが苦手だが改善したい人を歓迎します。
 レスポンスペーパーのうち、興味深いものは次回講義冒頭で、個人情報は伏せて紹介させていただきます。

授業内容

授業内容
第1回 今後の講義について
第2回 「広報」とはなにか
第3回 「世論」の仕組み
第4回 広報効果測定
第5回 クロスメディア環境
第6回 「炎上」という現象
第7回 事例:「ゆるキャラ」
第8回 事例:「ミシュランガイド」
第9回 事例:「ハイボール・ブーム」
第10回 事例:東日本大震災における企業広報
第11回 事例:「防災・減災」と広報
第12回 事例:評判をどう取り戻すか:「トヨタ大規模リコール」
第13回 事例:国家間の広報:『戦争広告代理店』
第14回 後半まとめと教場試験
第15回 教場試験講評
 ※都合により、内容を一部変更する場合があります。