担当者 | 吉田 浩二教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [自己啓発支援科目] | |
科目ナンバリング | ENG-103 |
TOEIC L&R Test受験に向けた試験対策を行いますが、まずはTOEICの概要を知り、その形式に慣れることから始めます。対象は、TOEIC初心者で英検3級合格程度の英語力がある学生、あるいは、現在300~350点レベルの初級者を想定しています。
一般に、「日本人は文法・読解は得意だが、聞き取り・会話が苦手」と言われることが多いのですが、TOEICのデータに関する限りは逆の傾向が見られます。協会発表の公式データによると、例えば、12万人以上が受験した2012年9月度のテストにおいて、リスニング部門の平均スコア310.6に対し、リーディング部門の平均スコア255.6となっています。2016年5月に問題形式が若干変更されましたが、11万人以上が受験した2016年9月度のテストにおいても、リスニング部門の平均スコア314.7に対し、リーディング部門の平均スコア258.2となっており、この傾向は変わっていません。
リスニングの方が得点しやすいとも言えますし、逆に、差がつきやすいとも言えます。そこで、リスニング部門を集中的に訓練することでスコアアップをめざすのが、春期の方針です。
なお、使用するテキストは旧形式のものですが、初級レベルについては、ほとんど影響がないと思われます。変更点が気になる人は、協会発行の『公式問題集』を使っての自習をお勧めします。
①PART1(短文の聞き取り)→基本単語を正確に書き取ることができ、60~80%程度得点できる。
②PART2(典型的な質問→応答パターン)→場面に応じた定型表現に慣れ、60~80%程度得点できる。
③PART3(短い会話の内容把握)→必要な情報のみに集中することで、30~40%程度得点できる。
期末試験100%で評価します。当然、期末試験で一定レベル(=概ね、50点程度。その年の得点分布を考慮し、若干緩める場合あり。)に達しなければ、「不合格」となります。単位稼ぎには向きません。参考までに、2015年度受講者の単位修得率は約81%、2016年度と2017年度は約71%、2018年度は約77%でした。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『400点をめざす新TOEIC Testリスニング対策問題集』 | 河合忠仁 | 松柏社 |
参考文献 |
毎回の授業が試験のつもりで緊張感を持って取り組んでもらうため、原則として、予習は不要です。その代わり復習は、自信を持って「聞き取れた」と思えるまで、付属の自習用CDを使って念入りに行うこと。
受講希望者多数の場合、適正な授業環境確保のため、人数制限(=100~120名程度)する可能性があります。初回の授業に出席し「簡易実力診断テストを受験」した学生が優先されます。また、過去に、私が担当したこの科目を履修したものの不合格となった上級生は、定員に余裕がある場合のみ再登録を許可します。
この授業は、「自己啓発」の一環として開講されている科目です。他人の勉学の邪魔をするような非常識な学生は言語道断ですし、努力が嫌いな人もお断りします。授業中の私語等についても、厳しく対処します(→受験資格剥奪、不合格判定)。
回 | 授業内容 |
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第1回 | Guidance、履修(希望)受付、簡易実力診断テスト実施 次回以降の詳細な予定表(*学習する章番号等を記載)を配布 |
第2回 | 写真描写問題、応答問題 |
第3回 | 写真描写問題、応答問題、会話問題 |
第4回 | 写真描写問題、応答問題、会話問題 |
第5回 | 写真描写問題、応答問題、会話問題 |
第6回 | 会話問題、説明文問題 |
第7回 | 写真描写問題、応答問題、会話問題 |
第8回 | 写真描写問題、応答問題、会話問題 |
第9回 | 写真描写問題、応答問題、会話問題 |
第10回 | 写真描写問題、応答問題、会話問題 |
第11回 | 会話問題、説明文問題 |
第12回 | 写真描写問題、応答問題、会話問題 |
第13回 | 写真描写問題、応答問題、会話問題 |
第14回 | 会話問題、試験範囲・内容解説 |
第15回 | まとめと期末試験 |