児童文字教育研究Ⅱ
担当者河島 由弥
単位・開講先選択  2単位 [人間文化学科]
科目ナンバリングJLE-202

授業の概要(ねらい)

現代はデジタルデバイスが徐々に学校教育の現場に導入されています。しかし、黒板やホワイトボードに授業の要点を記述しながら説明を行う「板書」はいまだ最もスタンダードな方法であり、そうした板書におけるスキル「板書力」は教師にとって必要不可欠のスキルと言えるでしょう。この講義では、そうした板書力の最も重要な「文字を正しく丁寧に書く」スキルの養成を目指します。

授業の到達目標

東アジアにおける文字文化を学び、学校教育における板書の基礎、縦書き・横書きの板書実体験を通して正しく整った文字を書く為の基礎力を身につけることを目標とします。

成績評価の方法および基準

到達目標に照らして、平常授業、出席状況および課題提出により評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書必要に応じて資料を配布します。
参考文献

準備学修の内容

メモをとる、講義ノートをまとめる、こうした大学生の日常の中においても、「文字を正しく丁寧に書く」ことを心掛けることが、板書力向上への近道です。この講義の受講をする学生は、そうした点を踏まえ日ごろから「文字を正しく丁寧に書く」ことを練習してください。

その他履修上の注意事項

この講義では黒板を用いた実習を行うため、受講希望者が多数の場合には初回の授業時に受講者数調整を行います。初回以降の受講者調整は行いませんので受講を希望する学生は必ず初回の授業に出席してください。なお、秋期は板書実習をメインに行います。春期の講義を踏まえた応用的な内容を取り扱うので、この講義に興味のある学生は児童文字教育研究Ⅰと合わせての受講を推奨します。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
第2回板書実習と演習①
第3回板書実習と演習②
第4回板書実習と演習③
第5回板書実習と演習④
第6回板書実習と演習⑤
第7回板書実習と演習⑥
第8回板書実習と演習⑦
第9回板書実習と演習⑧
第10回板書実習と演習⑨
第11回板書実習と演習⑩
第12回板書実習と演習⑪
第13回板書実習と演習⑫
第14回板書実習と演習⑬
第15回まとめと課題提出