担当者 | 下村 一之教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [スポーツ医療学科] | |
科目ナンバリング | GEA-101 |
スポーツ指導者に要求される深い知識と見識の基礎は解剖学的な知識にあり、正確な解剖学的知識なくして発展科目を学習しても、それは断片的で浅薄な知識の集合体に過ぎない。その意味で、解剖学はすべてのスポーツ系学問の基礎となる重要な科目となる。解剖学Ⅰでは、人体の骨系、筋肉系、循環・呼吸器系および消化器系の概括的・専門的な構造を理解し、知識としての定着を図る。そして後期の解剖学Ⅱや他の専門科目へつなげていくこととなる。
人体の全体的な構造を概括的・専門的に理解する。
定期試験(100点)、小テスト(10点x回数)を合計したうえ、評価する。欠席1回につき5点を減点する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 1)『入門人体解剖学 改定第5版』5,000円 ISBN9784524242375 | 藤田恒夫 著 | 南江堂 |
参考文献 | 1)『図解解剖学辞典 第3版』3,360円 | 石川春律 他著 | 医学書院 |
参考文献 | 2)『ムーア臨床解剖学』10,800円 | キースL.ムーア 他著 | メディカル・サイエンス・インターナショナル |
参考文献 | 3)『ネッター コンパクト解剖学アトラス』全2巻 5,184円 | ネッター著 | 南江堂 |
講義の前後に、指定された教科書の読み込みが必要である。知識の定着を図るため、ほぼ毎回小テストを実施し、成績評価に反映する予定である。
講義期間中はある程度の勉強時間を、解剖学習得のために割く必要がある。そのことを理解したうえで授業に参加してもらいたい。なお、期末試験の準備として約1か月間程度の機関が必要である。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 概論① 医学と解剖学の歴史から、習得すべき知識の内容全般を知る。 |
第2回 | 概論② 医学と解剖学の歴史から、習得すべき知識の内容全般を知る。人体の器官系の概念を理解できる。 |
第3回 | 器官系① 体表および骨の重要構造の説明できる。骨格系① 主要な骨の名称と構造を理解できる。 |
第4回 | 骨格系② 主要な骨の位置と機能を概括的に理解できる。 |
第5回 | 器官系② 筋肉の名称と構造を説明できる。 |
第6回 | 器官系③ 筋肉の位置や機能を説明できる。 |
第7回 | DVD学習 筋肉系(その動きや役割を動画で理解する) |
第8回 | 循環器系① 心臓の成り立ちと構造について学習する。血液の成分を概括的に説明できる。 |
第9回 | 循環器系② 血管の走行について学習する。血管の名称や機能について概括的に説明できる。 |
第10回 | 循環器系③ リンパ系の成り立ちと機能について概括的に説明できる。 |
第11回 | DVD学習 循環器系(その動きや役割を動画で理解する) |
第12回 | 呼吸器系① 呼吸器系の名称と構造について理解できる。 |
第13回 | 呼吸器系② 肺の位置や機能について概括的に説明できる。 |
第14回 | DVD学習 呼吸器系(その動きや役割を動画で理解する) |
第15回 | まとめと試験(予定) |