担当者 | 永井 希依彦 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [経済学科] | |
科目ナンバリング | SEM-302 |
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」とは江戸時代の剣術書の言葉だそうです。例えば「スティーブ・ジョブズは大好きなことをしたから大成功した」という事実が正しいとしても、そこから「大好きなことをすれば常に成功する」という法則は導くことはできません。成功事例を事後的に説明することは簡単ですが、どうすれば成功するかは事前にはわかりにくいものです。他方、陥りがちな失敗はいくつかの共通点を見出すことができます。
本演習(ゼミ)では『失敗事例から考える企業経営』と題し、「失敗法則」を学ぶことにより、資本主義経済において生き残るための企業・個人として必要なスキルを学びます。
具体的な進め方ですが、前期は、課題図書『人と企業はどこで間違えるのか?―成功と失敗の本質を探る「10の物語」―』を各章ごとに読みます。前半は担当者にレポートしてもらいます。後半は私が解説をします。課題図書は著名な投資家ウォーレン=バフェットやマイクロソフト創業者ビル=ゲイツも絶賛した名著です。平易な文章で書かれているので読みやすいと思います。
後期は、グループに分かれて具体的な企業の失敗事例を取り上げ、報告をしてもらいます。最終的には課題解決のためのレポートを提出するところまでが学習内容です。
<後期:レポート編>
【第一回】オリエンテーション
【第二回】事例の見つけ方、分析の仕方、発表の仕方指導
【第三回】~【第十四回】様々な会社の失敗事例をゼミ生自ら分析し、その失敗事例を分析・取りうるべき施策について発表・討論
【第十五回】まとめ
(※なお、講義内容は受講生の理解の進捗により適宜調整)
第一の目標:具体的事象について書かれた論文・論説を読み、要点をまとめることができるようになる。
第二の目標:現状を正しく把握し、抽象化された問題点について合理的に正しい解決策を導出できるようになる。
第三の目標:自分で取り上げた問題とその解決策について皆の前で説得力のあるプレゼンテーションができるようになる。
授業中での発表内容50%、レポート課題を50%にて評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『人と企業はどこで間違えるのか?―成功と失敗の本質を探る「10の物語」―』 | ジョン=ブルックス | (ダイヤモンド社) |
参考文献 | 『意思決定論』 | 宮川公男 | (中央経済社) |
レポート担当ではなくとも、授業中の討議を生産性のあるものにするために指定した教科書の次回の授業範囲を読んでおくことは必須です。
そのうえで、新聞・雑誌・ネットなどで特集されている特定企業の動向などに目を通しておくことが望まれます。
授業は学生の発表やディスカッションを中心に進めていきます。
したがって、積極的な議論への参加を強く推奨するとともに、無断の欠席や遅刻については厳正に対処します。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション |
第2回 | 事例の見つけ方、分析の仕方、発表の仕方指導 |
第3回 | 様々な会社の失敗事例をゼミ生自ら分析し、その失敗事例を分析・取り売るべき施策について発表・討論 |
第4回 | 様々な会社の失敗事例をゼミ生自ら分析し、その失敗事例を分析・取り売るべき施策について発表・討論 |
第5回 | 様々な会社の失敗事例をゼミ生自ら分析し、その失敗事例を分析・取り売るべき施策について発表・討論 |
第6回 | 様々な会社の失敗事例をゼミ生自ら分析し、その失敗事例を分析・取り売るべき施策について発表・討論 |
第7回 | 様々な会社の失敗事例をゼミ生自ら分析し、その失敗事例を分析・取り売るべき施策について発表・討論 |
第8回 | 様々な会社の失敗事例をゼミ生自ら分析し、その失敗事例を分析・取り売るべき施策について発表・討論 |
第9回 | 様々な会社の失敗事例をゼミ生自ら分析し、その失敗事例を分析・取り売るべき施策について発表・討論 |
第10回 | 様々な会社の失敗事例をゼミ生自ら分析し、その失敗事例を分析・取り売るべき施策について発表・討論 |
第11回 | 様々な会社の失敗事例をゼミ生自ら分析し、その失敗事例を分析・取り売るべき施策について発表・討論 |
第12回 | 様々な会社の失敗事例をゼミ生自ら分析し、その失敗事例を分析・取り売るべき施策について発表・討論 |
第13回 | 様々な会社の失敗事例をゼミ生自ら分析し、その失敗事例を分析・取り売るべき施策について発表・討論 |
第14回 | 様々な会社の失敗事例をゼミ生自ら分析し、その失敗事例を分析・取り売るべき施策について発表・討論 |
第15回 | まとめ |