国際コミュニケーションⅡ-Ⅰ(ドイツ語)
担当者宇多 浩教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [言語教養科目]
科目ナンバリングFLE-113

授業の概要(ねらい)

 この科目は、国際コミュニケーションⅠ(ドイツ語)を修了した学生(もしくはそれと同等の能力を有する学生)を対象とした科目です。Ⅰで学んだ内容をさらに発展させながら、最終的にドイツ語入門~初級レベル(独検4級~3級レベル)の到達を目指します。
 授業の前半は、おもにⅠで学習した内容の復習を中心に進めていきます。Ⅰで学習した基礎的な項目を復習することで、ドイツ語の基礎を確実にすることを目指します。
 授業の後半では、現在完了形など、さらに発展的な内容を学習します。動詞の過去分詞など覚える項目が増えますが、Ⅰでの基礎がしっかりしていれば、応用的な内容もスムーズに理解できるはずです。どうしても文法練習が多くなりますが、会話練習・ペアワークなども入れながら、なるべく楽しく進めていきたいと思います。
 

授業の到達目標

 目標①:最低限到達してほしい目標
  ・ドイツ語のつづりを正確な発音で読むことができる。
  ・動詞の現在人称変化や冠詞の格変化を覚えられる。
  ・日常会話の基本フレーズを使って、パートナーと簡単な会話をすることができる。
 目標②:できれば到達してほしい目標
  ・ドイツ語の文や文章をスムーズに読むことができる。
  ・動詞の人称変化や格変化を場面に応じて柔軟に変化させられる。
  ・基本フレーズを場面に応じて多様なバリエーションに変えられる。

成績評価の方法および基準

 ①平常点(小テストを含む)… 約20%
 ②定期試験(中間試験・期末試験)… 約80%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『ドイツ語の時間〈ときめきミュンヘン〉コミュニカティブ版 - マルチメディア』(Ⅰと同じテキストです)清野智昭・時田伊津子・牛山さおり著朝日出版社
教科書独和辞典(電子辞書も可)も毎回、必ず持参してきてください。
参考文献

準備学修の内容

 2点あります。
  ①ドイツ語の発音に慣れていただくことを重視します。したがって、準備学習としては、授業で扱った会話文(扱う予定の会話文)を繰り返し声に出して読んでくることが求められます。
  ②授業で扱った内容を定着させるため、文法練習問題のプリントを宿題として課します。次週までに自宅で行ってくることが求められます。

その他履修上の注意事項

 この授業は、教養科目として初級者向けに開講されたドイツ語の授業です。したがって、外国語学部ドイツ語コースの学生は原則として履修が認められません。ただし、単位取得を要件としない受講は認められます。

授業内容

授業内容
第1回 ガイダンス
 Lektion 1 の復習 自己紹介 / 動詞の現在人称変化 (1)
第2回 Lektion 2 の復習 数表現 / 格変化(定冠詞・不定冠詞)の練習
第3回 Lektion 2 の復習 格変化(所有冠詞)の練習
第4回 Lektion 3 の復習 自分の趣味 / 動詞の現在人称変化(2)
第5回 Lektion 4 の復習 前置詞(3格・4格)を使った表現
第6回 Lektion 5 の復習 時刻表現 / 分離動詞
第7回 Lektion 6 の復習 助動詞 / 命令形
第8回 中間試験
第9回 Lektion 7  ミュンヘン 道順の説明 / 前置詞(2)
第10回 Lektion 7 ミュンヘン 前置詞(2)の練習
第11回 Lektion 7 ミュンヘン 並列接続詞
第12回 Lektion 8 休暇の後 過去の出来事 / 3基本形
第13回 Lektion 8 休暇の後 過去の出来事 / 現在完了形
第14回 Lektion 8 休暇の後 過去の出来事 / 過去形
第15回 授業のまとめ・期末試験