国際コミュニケーションⅡ-Ⅰ(スペイン語)
担当者モラレス ハイメ
単位・開講先選択  2単位 [言語教養科目]
科目ナンバリングFLE-121

授業の概要(ねらい)

昨今、スペイン語を話したり、インターネットで使ったりする人々が増えている。スペイン語を公用語にしている21カ国のみならず、スペイン領サハラのように植民地であったため、またはマイアミのようにヒスパニック系移民の影響により、多くの地域でスペイン語が話されている。
このような状況下、各学生にはスペイン語を話す地域を旅行したり、そこで働いたりする機会が多くある。そのため、このコースはスペイン語でコミュニケーションをとるのに役立つスキルを習得することに重点を置いて進めていく。
このコースでは、国際コミュニケーションⅠで習得した、現在形でのコミュニケーション能力の向上に焦点を当て、また過去の時制を集中的に学ぶ。聴き取り力と読解力を強化しながら、過去形を使った口頭や文章による表現能力を訓練しよう。
歌、DVD、その他の資料を通して、会話でのコミュニケーション能力の向上に重点が置かれる。各クラス毎にロール・プレイングが行われる。
学期末には、学生は日常の話題について口頭でコミュニケーションをし、さらに過去の出来事や習慣を説明することができるようになるだろう。

授業の到達目標

口頭でのコミュニケーション力を強化するために4人か2人の小グループで学習する。各クラス毎に一つの文法的テーマがオーディオビジュアルによって提示されるので、グループワークを通して練習した後、そのテーマについて、ペアで口頭発表しよう。
初めに直説法現在形規則及び不規則活用の復習、次に”GUSTAR”型の動詞や再帰代名詞の使い方を学習する。その後、過去の習慣や日常生活について話すことを学ぶ。
学期末に各学生は、現在及び過去の日常生活の状況を説明し表現する力を手に入れるだろう。

成績評価の方法および基準

成績評価は2回のテストと授業中の辞書の持参、出席、予習、提出物の評価による。
中間試験 30% 
期末試験 40%
平常点 30% 

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『ESTUDIO 1』Inés Planas Navarro(DTP出版)
教科書『西和辞典』
参考文献

準備学修の内容

事前にテーマを読んでおくこと。
直説法現在形規則・不規則活用を学ぶこと。

その他履修上の注意事項

聴き取り力強化のためスペイン語の歌を聴くこと。
国際コミュニケーションⅠの受けった生徒や直説法現在が理解出来る生徒が対象。
スペイン語コースの生徒は、この授業を受講することはできない。

授業内容

授業内容
第1回授業のガイダンス/ スペイン語の歴史 / 自己紹介
直説法現在形規則活用の復習
第2回レッスン5と6の復習
直説法現在形不規則活用(語幹母音変化動詞/1人称単数のみ活用)
第3回レッスン7の復習
2つの不規則変化をもつ動詞
第4回動詞の形Ⅰ:レッスン8
動詞”GUSTAR”(~が好きである・~を好む)
第5回動詞の形Ⅱ:レッスン8
“GUSTAR”型動詞
第6回再帰Ⅰ:レッスン9
再帰動詞
第7回再帰Ⅱ:レッスン9
相互動詞
第8回中間テスト
第9回テストの見直し
動詞活用の復習
第10回動詞の形に沿った目的格人称代名詞の使い方。
第11回現在と過去の習慣について話す
直説法線過去
第12回動詞の補語
過去の説明
第13回直説法の線過去の使い方
丁寧な言い方
第14回無人称の動詞:不定詞 / 現在分詞 / 過去分詞
総復習
第15回期末試験