担当者 | スピルマン クリストファー | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [日本文化学科] | |
科目ナンバリング | PHE-204 |
本講義は、近代日本の様々な思想について学ぶ。思想の研究は、その思想を生み出した人物や歴史的背景を理解しなければ、抽象的で無味乾燥になる恐れがある。そうならないために、出来るだけ具体的な歴史背景や人物に言及しながら、授業を進めていきたい。時代的には、第一次世界大戦から第二次世界大戦までを取り上げる。
近代日本の背景にある思想を学ぶことによって、現代日本に関する理解を深め、思考能力と分析力を高める。
・定期試験(70%)
・出席(30%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | ・教科書:特に指定しない。 ・参考書:授業時に適宜紹介する。 | ||
参考文献 |
授業ノートを読み返し、復習する。また授業で紹介する参考文献を読み、知識を広げる。
積極的な質問を期待する。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 授業の説明 |
第2回 | 第一次世界大戦の影響(1)―戦争がもたらした社会の変化と思想 |
第3回 | 第一次世界大戦の影響(2)―共産主義(ボルシェヴィズム)と日本 |
第4回 | 政党政治、議会主義の思想とそれに対する批判 |
第5回 | ファシズムの台頭と日本 |
第6回 | 国家総動員の思想的背景(全体主義) |
第7回 | 第一次世界大戦の終焉と新アジア主義の台頭 |
第8回 | 国際連盟の思想的背景―平和主義、軍縮、国際協調 |
第9回 | 個人主義とフェミニズム |
第10回 | 国際連盟に対する批判―革新右翼の思想・保守主義 |
第11回 | 1900年代の日本の共産主義とその思想 |
第12回 | 大東亜共栄圏の思想 |
第13回 | 戦後の思想)―占領が及ぼした変化、戦後の平和主義とその問題 |
第14回 | 総まとめ |
第15回 | まとめと試験 |