担当者 | 各クラス共通 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [言語教養科目] | |
科目ナンバリング | FLE-115 |
中国語未経験の学生を対象に、中国語初級の授業を行います。発音、ピンインの読み方・書き方、簡体字の習得及び初歩的な文法を学ぶとともに、簡単なあいさつや日常会話を習得し、基礎的な文章を理解できるようになることをめざします。
基本的に毎回教科書に沿って文法ポイントの解説を行なった後に本文を練習し、本文をもとに会話場面を設定して学生中心の会話練習を行い、その後トレーニング問題を解いていく形式で授業を進めていきます。
※注意:
この科目は秋学期の国際コミュニケーションI‐IIと連続した内容なので、両方を通して受講してください。この授業は1クラスあたり50名の人数制限があり、それ以上の希望者が生じた場合はくじ引きで履修者を制限しますので、必ず初回の授業に出席すること。
また、外国語学部中国語コースの学生、及び母語が中国語の学生は履修できません。単位を取得しない聴講は可能ですが、既習ではない新たな言語経験こそが長い目で人生にプラスになるので、未経験の語学に挑戦することをお勧めします。同様に中国語の学習経験者は最初から国際コミュニケーションII‐Iを履修するか未経験の語学を選択してください。
この授業は声を出しての発音や対話の実践練習が主ですので、基本的に毎回指名されるものと考えてください。
・声調の感覚及び正確な発音と、中国語の発音記号:ピンインを習得する。
・基本的なフレーズを身につけ、挨拶や自己紹介など初歩的なコミュニケーションができるようになる。
中間テスト・期末試験を70%、授業内の小テスト及び授業への積極的な参加などの平常点を30%として総合的に評価します。詳細は授業初回に担当教員より説明します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『自然に身につく基礎中国語』 | 劔重依子・杜金楓 | 朝日出版社 |
教科書 | 今学期は上記教科書を徹底的に利用してください。中国語の学習のコツなどについての参考書などは学習の進歩に伴い適宜紹介していきます。 | ||
参考文献 |
春学期は復習に重点を置き、授業で学んだ発音やピンイン、単語や例文を教科書付属の音源を活用し繰り返し耳で聴き、手で書き、声を出して練習し身につけてください。学習の進歩に伴い授業前に教科書の新出単語の発音練習、本文及び文法ポイントの例文の意味を事前に調べ、トレーニング問題の答えをノートに書くなど予習を行った上で授業に臨むようにしてください。
中国語の場合、開始早々の発音の習得が初級における唯一にして最大の難関です。授業への出席は必須であり、授業時間外の自主練習・予習復習が不可欠です。語学習得は練習量に比例するため、授業時間だけでは練習量が足りません。授業時間外の学習、特に今学期は教科書付随音源を活用しての音読を繰り返し練習してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス、発音体験 |
第2回 | 第一課:発音練習①単母音、声調 |
第3回 | 第二課:発音練習②子音①・複母音 |
第4回 | 第三課:発音練習③子音②・鼻母音、数字の読み方 |
第5回 | 第四課:発音練習④声調の変化、挨拶ことば |
第6回 | 発音総まとめ |
第7回 | 第五課 基本文型、名前の訊ね方・答え方 |
第8回 | 応用練習 |
第9回 | 第六課 動詞述語文、助詞 |
第10回 | 応用練習・中間復習 |
第11回 | 第七課 所有の表現、指示代名詞、年齢の表現 |
第12回 | 応用練習 |
第13回 | 第八課 年・月・日・曜日の表現、選択疑問文 |
第14回 | 応用練習 |
第15回 | 総まとめ *教員によって授業進度は多少の変動があります。 |