教科指導法(算数)
担当者山崎 美穂教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [初等教育学科 初等教育コース]
科目ナンバリングESS-306

授業の概要(ねらい)

小学校算数科の目標について理解し,「数と計算」,「図形」,「測定/変化と関係」,「データの活用」の各領域の内容について,数学的立場および教育的立場から考察し,その指導のあり方を考え,活用・実践する.算数科の各領域の内容については,研究課題の解決を通じて考究する.それぞれの研究課題については,学生による報告やそれに関する討議,数学的問題解決を通して理解を深める.

授業の到達目標

算数科における教育目標および育成をめざす資質・能力について,背景となる学問領域と関連させて理解しており,具体的な授業場面を想定した授業設計ができる.

成績評価の方法および基準

授業における受講者の報告(60%)と授業の内容に関する課題レポート(40%)に基づいて,総合的に評価する.

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 算数編 文部科学省日本文教出版
参考文献新編 算数科教育研究 改訂版算数科教育学研究会東洋館出版社

準備学修の内容

授業で学んだことを基に,各々が算数の授業設計を試みる.

その他履修上の注意事項

受講者による報告に対して,主体的に考えることが求められる.

授業内容

授業内容
第1回学習指導要領にみる算数教育の目標
第2回授業設計(教材研究,情報機器及び教材の活用)
第3回低学年「数と計算」領域における授業に対する考究
第4回中学年「数と計算」領域における授業に対する考究
第5回高学年「数と計算」領域における授業に対する考究
第6回低学年「図形」領域における授業に対する考究
第7回中学年「図形」領域における授業に対する考究
第8回高学年「図形」領域における授業に対する考究
第9回低学年「測定」領域における授業に対する考究
第10回中学年「測定/変化と関係」領域における授業に対する考究
第11回高学年「変化と関係」領域における授業に対する考究
第12回低学年「データの活用」領域における授業に対する考究
第13回中学年「データの活用」領域における授業に対する考究
第14回高学年「データの活用」領域における授業に対する考究
第15回まとめと授業の総括