財務諸表論Ⅱ
担当者土幸 泰樹
単位・開講先選択必修  2単位 [経済学科]
科目ナンバリングACC-202

授業の概要(ねらい)

 財務諸表とは企業の家計簿であり成績表であるいわゆる決算書のことです。企業の業績や将来を把握するうえで重要な書類である財務諸表が読めるようになることは将来役立つスキルとなります。
 本講義では財務諸表の中でも基本的な貸借対照表と損益計算書を中心として講義を行っていきます。

授業の到達目標

・貸借対照表と損益計算書の構造を理解します。
・経済取引から仕訳を行えるようになります。
・企業が実際に公表している財務諸表を読めるようになります。

成績評価の方法および基準

授業への貢献度を20%程度、定期試験(授業内試験)を80%程度にして評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書レクチャー財務諸表論岩﨑健久・平石智紀中央経済社
参考文献

準備学修の内容

講義の復習を中心にテキストを読み込んでください。

その他履修上の注意事項

テキストを持参してください。
私語は厳禁です。毎回出席して下さい。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
Ⅰの復習(財務諸表の意義)を行います。
第2回Ⅰの復習(会計公準および一般原則)を行います。
第3回Ⅰの復習(概念フレームワーク)を行います。
第4回貸借対照表の概要について解説します。
第5回貸借対照表の基本原則(意義・分類)について解説します。
第6回貸借対照表の基本原則(資産の評価基準)について解説します。
第7回現金及び預金・有価証券について解説します。
第8回金銭債権・棚卸資産について解説します。
第9回固定資産について解説します。
第10回負債会計の概要について解説します。
第11回引当金について解説します。
第12回純資産会計及び株主資本等変動計算書の概要について解説します。
第13回損益計算書について総まとめを行います。
第14回キャッシュフロー計算書について解説します。
第15回授業内試験・総まとめを行います。