担当者 | ||
---|---|---|
単位・開講先 | 選択必修 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | MAN-207 |
交通とりわけ鉄道は昔から観光を担う重要な構成要素であり、鉄道会社は観光産業の主要な担い手である。本講義では、京王を中心とした鉄道会社の営業施策や関連事業、京王グループ会社の取り組みについて、最新の事例を紹介し、鉄道会社やグループ会社の役割と課題について学びます。さらにグループ会社に関連した各業界状況について概説し、将来の進路検討の一助とします。期中の講義では経営・管理に従事する第一線の外部講師(ゲストスピーカー)講義を3回予定しています。また授業で何回かリアクションペーパーをその場で作成し、短時間で要領よくまとめる力を身に付けます。
京王電鉄・電鉄グループなど鉄道会社の事業戦略、関連事業などについて事例を紹介し、鉄道会社の役割と課題について理解を深める。特にゲストスピーカーの講義から、各事業の目標達成には時間がかかること。成果を上げること・前年比プラスの利益を出すことのむずかしさ、そのためのコスト削減努力等を学びます。
①事業運営について、学生の視点から困難な事項を指摘できる。
②70分の長い講義を要領よく、「A4一枚」のレポートにまとめることができる。
③会社の仕組みや活動を学び、企業を見る眼を習得する。
中間レポート(30%)、課題(宿題)・リアクションペーパー(30%)、期末レポート(30%)、授業参加態度(10%)の配分によって総合的に評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | テキストはなし 適宜資料をLMS等に掲示する。 | ||
参考文献 | ①『会社四季報 業界地図2019年度版』 | 会社四季報業界地図編集部 | 東洋経済 |
参考文献 | ②『図解入門業界研究 最新鉄道業界の動向とカラクリがよ~くわかる本』第3版 | 佐藤信之著 | 秀和システム |
参考文献 | ③『観光ビジネス未来白書』2018年版 | 加藤弘治編著 | 同友館 |
参考文献 | ④『「A4一枚」仕事術』 | 三木雄信著 | KADOKAWA |
産業実務演習では京王電鉄以外のJR、民鉄各社の鉄道ビジネスについて情報を入手し、授業で紹介する京王と比較するとどうかという視点で考えること。
中間・期末レポートの準備のため、しっかりと上記の考えたことをノートし、授業到達目標から仮想問題を自ら作り、余裕を持って着手すること。
ゲストスピーカー(GS)からの要望・注意(私語厳禁)もあり、授業前に教室内の着席位置を指定するので、その指示に従うこと。出席管理を厳格にします。入室時と退出時の2度、学生証をカードリーダーにタッチをすること。学生証を忘れた場合は必ず申告すること。中間レポート未提出・期末レポート未提出・欠席が5回を超えた学生は成績評価の対象外です。遅刻・早退を含めた出席率が50%未満の学生は授業参加態度10%を0ポイントとして成績評価します。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | イントロダクション、本講義の全体像、授業の進め方、学習の仕方、評価の詳細等 |
第2回 | 京王グループの概要 |
第3回 | 鉄道会社の経営、京王電鉄の鉄道事業 |
第4回 | JR東日本の経営モデル |
第5回 | 京王グループ 運輸業 京王・西東京バス ( GS予定) |
第6回 | 京王グループ 運輸業 京王自動車 |
第7回 | 京王グループ 運輸業 御岳登山鉄道・高尾登山電鉄(GS予定) |
第8回 | 中間まとめと中間レポート |
第9回 | 京王グループ 流通業 京王百貨店 |
第10回 | 京王グループ 流通業 京王ストア |
第11回 | 京王グループ 流通業 京王書籍販売 |
第12回 | 京王グループ 不動産業 リビタ (GS予定) |
第13回 | 京王グループ 不動産業 京王不動産 |
第14回 | 京王グループ レジャー・サービス業 京王観光 |
第15回 | まとめと期末レポート ※授業の計画はあくまでも当初の予定であり、外部講師の都合・授業進捗によっては変更されることがある。 |