担当者 | 谷村 英洋教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [初等教育学科 こども教育コース] | |
科目ナンバリング | SOE-202 |
教育調査Ⅱは、単に調査の仕方を学ぶ授業ではなく、教育を対象とした研究をするための基礎を学ぶ授業である。量的研究を念頭におき、実証的データ分析を通じて卒論を書くための方法論を学ぶ。最初に調査ひいては研究とは何かを把握した後、調査の企画・設計、調査対象者選定の諸方法およびサンプリング法、質問紙の構成法とワーディング、実査の方法、データの整理(エディティング、コーディング、データクリーニング)について学ぶ。授業は、講義形式となるが授業中の課題を通じて調査の過程を追体験する。
※講義+課題(ワークシート作成)
※社会調査士科目B
・実証的データ分析を通じて卒論を書くために何が必要か説明できる
・調査の企画・設計、調査対象者選定の諸方法およびサンプリング法、質問紙の構成法とワーディング、実査の方法、データの整理(エディティング、コーディング、データクリーニング)について説明できる
レポート50%、課題への取り組み等授業参加50%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
教科書 | |||
参考文献 | 『研究小僧の思考法とツール(仮)』(2016年出版予定) | 大多和直樹・山村豊編 | 北樹出版 |
参考文献 | 『創造の方法学』1979 | 高根正昭 | 講談社 |
予め課題に取り組んでから出席することが求められることがある
「なるべくわかりやすく」をモットーに授業を行うので、興味のある学生は履修してほしい
回 | 授業内容 |
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第1回 | 調査の目的とは何か~研究について |
第2回 | 調査企画と問い(リサーチクエスチョン) |
第3回 | テーマ(問い)と仮説構成 |
第4回 | 仮説から質問へ~作業定義と理論仮説 |
第5回 | 調査票の構成と質問文の作り方①質問紙の構成法 |
第6回 | 調査票の構成と質問文の作り方②ワーディング |
第7回 | 調査から因果関係を確かめるには①クロス表 |
第8回 | 調査から因果関係を確かめるには②三重クロス表 |
第9回 | 検定について |
第10回 | 調査対象者の選定の諸方法 |
第11回 | サンプリング法~全数調査と標本調査、サンプリングの諸方法、無作為抽出の実際と標本数・標本誤 |
第12回 | 調査の方法~実査の方法、調査票の配布と回収法 |
第13回 | 調査データの整理~エディティング、コーディング、データクリーニング |
第14回 | 仮説検証型論文の構成と調査 |
第15回 | まとめ |