法学概論B
担当者野間 小百合
単位・開講先選択  2単位 [法律学科 2017年度以前]
科目ナンバリングFUL-104

授業の概要(ねらい)

法学を専門とすることを志すものを対象に、社会と法の繋がりを意識した授業を行います。「経済活動と法」をテーマに、主として民事法領域の問題に取り組みます。授業の進め方は、前回の復習を行った後、今日のテーマの論点を教科書に基づいて解説します。その後、問題の演習を行います。講義は参加型の授業ですので、積極的な授業貢献を望みます。また、昔話法廷の題材を取り入れディスカッションを行います。

授業の到達目標

社会と法の繋がりを身近に感じてもらうことを到達目標としています。また、グループでのディスカッションや発表などへの積極的な参加を通じて、社会に出ていくための素養を身に着けてもらいたいです。

成績評価の方法および基準

1.授業の成績は、授業貢献・レポートの提出等30%(少なくとも3回に1回程度簡単な授業内レポートを実施する場合があります)、期末試験70%で評価します。
2.「知的能力・技能の定着」は主として授業内の練習問題及びレポート、「知識・理解の定着」は主として期末試験で評価することとします。 授業に積極参加する者は高く評価します。
なお、全体の授業の1/3欠席の場合にはいかなる理由があっても単位を認定しません。
3.学期末試験の詳細についてはガイダンス時に提示します。就活でやむを得ず欠席する場合には、12回目までに申し出てください。試験終了後にお問い合わせ頂いてもご希望に沿えません。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『商業355. 経済活動と法』 [新訂版]長瀬二三男とうほう
参考文献

準備学修の内容

授業で行った演習問題の復習が望まれます。

その他履修上の注意事項

配布資料、六法、教科書は授業で使用しますので必ず持ってきてください。
※教科書は購入してください。
※配布資料はLMS上で各自で印刷して持参してください(LMS上にある資料は配布しませんのでご了承ください)。
試験当日は配布資料と手書きノートのみ持ち込み可とします。
出席日数が不足したことへの配慮は一切しません。
また、試験日以外での試験の実施、期限後のレポートの提出も一切認めませんので、以上の点を御理解の上登録してください。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
第2回紛争の予防と解決①②
第3回紛争の予防と解決③④
第4回練習問題・昔話法廷4「アリとキリギリス」裁判
第5回紛争の予防と解決⑤⑥
第6回債権の保護①②③
第7回練習問題・昔話法廷4「アリとキリギリス」裁判
第8回知的財産権①②
第9回契約の意義と種類①②
第10回模擬裁判(教室内で実施)
第11回模擬裁判(教室内で実施)
第12回練習問題・昔話法廷4「アリとキリギリス」裁判
第13回意思表示の効果①②
第14回契約の効力・契約自由の原則とその制限
第15回まとめ
※なお、半期に2回程度ゲストスピーカーによる講義を実施する場合もあります。