幼児と表現(音楽)
担当者若谷 啓子教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [初等教育学科 初等教育コース]
科目ナンバリングESS-117

授業の概要(ねらい)

「幼稚園教育要領」に示された領域「表現」のねらい及び内容を音楽の角度から理論的に実践的に理解できるようにする。音楽に関する基本的な理論の習得を目指す。

授業の到達目標

保育における音楽についての理論の理解及び、保育音楽活動の実践の基礎を身につける

成績評価の方法および基準

理論については最終試験によるペーパー試験(40%)、実践についてはグループワーク(40%)、及び日々の取り組みを評価する平常点(20%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『アイディアいっぱい保育者のための音楽表現』大学図書出版株式会社
金指初恵大学図書出版社
参考文献

準備学修の内容

読譜の習慣をつけること、授業で身につけた知識や実践力について毎回振り返るようにすること

その他履修上の注意事項

グループワークでは協力して積極的に取り組むこと。授業で習ったことは全て実技の授業に生かせるものが多いので平行して学べると良い。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション、保育における領域「表現」とは
第2回保育における領域「表現」音楽とは、楽譜の読み方(音について)
第3回保育における領域「表現」音楽について手遊びうたの楽譜から理解する、音符と休符について
第4回手遊び歌の楽譜からリズムについて理解する、拍子とリズムパターン
第5回幼児音楽における子どもの歌とは、音程と音階について
第6回幼児音楽における子どもの歌を歌う、音程と音階の理解から移調の基本
第7回子どもの歌を使ったグループワーク(説明・討論)
第8回子どもの歌を使ったグループワーク(討議と準備)
第9回子どもの歌を使ったグループワーク(発表と講評)
第10回小打楽器を使ったリズムで遊ぼう、和音とコードネーム
第11回小打楽器を使ったリズムの繰り返しで遊ぼう、コードネームを使って演奏してみよう
第12回コードネームによる実践(グループワーク)準備・練習
第13回コードネームによる実践(グループワーク)発表
第14回音楽の表情、音楽をイメージしてみよう-用語と記号を読む-
第15回幼児と表現(音楽)についてまとめ