担当者 | 水守 理智教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | ACC-307 |
制度会計における(財務諸表作成のための)原価計算の基礎を学びます。ビジネスや社会においてコストとは何か、実際にどのように計算されるのか等、原価計算の基礎知識を身に着けてほしいと思っています。
管理会計論Ⅰでは、原価計算における費目別計算、部門別計算、製品別計算の意義を工業簿記の記帳の流れと関連させて理解するとともに、製品別計算の一つの形態である個別原価計算について学びます。
①原価計算と工業簿記の流れを理解する
②原価計算における費目別計算の把握方法を理解する
③個別原価計算を理解する
ほぼ、授業中に行う演習問題やミニテスト(授業の始めまたは終わりに自らの理解度を確かめるための小テスト)の成績を含めた授業態度30%、定期試験の成績70%です。
単位の取得には、原則3分の2以上の出席が必要です。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『スタディガイド原価計算』 | 渋谷武夫 | 中央経済社 |
参考文献 | 日商簿記2級工業簿記の受験参考書 |
原価計算は内容が継続しており前回の授業の内容を理解していないと次の授業の内容を理解するのは困難です。解答を目で追っているだけだと原価計算の理解は進みません。必ず、自らが考えて実際に計算することを繰り返す必要があります。
そのため、可能な限り復習のための練習問題を授業の終わりに配布し、次回授業の冒頭にミニテストを行い理解を確かめるようにして行きたいと考えています。
また、LMSにレジメや配布資料を掲載していますので、授業に出席できなかったときや復習のために利用してください。
一方、理解が進んでいる人にはレベルに応じた課題を与えるなど飽きが来ないように配慮していきます。
原価計算と密接に関連している工業簿記もセットで授業を進めます。工業簿記は授業対象ですが、その前段階の商業簿記の知識はあるという前提で授業をします。
講義の中で実際に計算演習を行いますので、必ず電卓を持参してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 原価計算総論(意義と目的、原価概念) |
第2回 | 原価計算総論(手続きと工業簿記) |
第3回 | 材料費の計算(分類、記帳、取得価格) |
第4回 | 材料費の計算(消費価格の計算) |
第5回 | 労務費の計算(分類、記帳) |
第6回 | 労務費の計算(消費賃金の計算) |
第7回 | 経費の計算(分類と記帳) |
第8回 | 個別原価計算(意義と特徴) |
第9回 | 製造間接費の実際配賦 |
第10回 | 製造間接費の予定配賦 |
第11回 | 単純個別原価計算 |
第12回 | 部門別計算 |
第13回 | 部門別個別原価計算 |
第14回 | 仕損費 |
第15回 | まとめ |