| 担当者 | 徳力 徹也教員紹介 | |
|---|---|---|
| 単位・開講先 | 選択 2単位 [法律学科 2017年度以前] | |
| 科目ナンバリング | POL-101 | |
公共政策論Ⅰにおいては，まず政策形成過程を対象として，政策（特に産業政策）形成に必要となる基礎理論（公共経済論）、政策形成主体（官僚・政治家）の行動・関係を中心に説明します。
①本講義は、「法律学の各分野における基本的な知識を有し、その分野の全体像を見渡したうえで、論点を把握することができる」ようになることを目標とします。
②具体的には、政府の政策形成過程，その内容（論点）について、新聞等の報道を理解できる程度の基礎的知識を得ることを目標とします。例えば、産業に対する政府関与（経済規制・政策）の必要性等を簡単に説明できる程度の理解を得ることを目標とします。
基本的に試験結果（80％）、課題対応状況（20％）に基づき評価します。
講義参加・課題対応状況は、授業での発言、レポート提出状況等に基づき判断します。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | なし | ||
| 参考文献 | なし |
各講義のレジメを配布・LMS掲載するので、当該レジメを読み、問題を検討してください。
レジメに記載された課題について、レポートの作成・提出をし、指名された学生が発表することとします。
なお、政府・経済活動に係る新聞記事等を読むように努めてください。
授業中の私語は、厳禁とします。問題意識をもって参加してください。
| 回 | 授業内容 |
|---|---|
| 第1回 | 概要（講義の目的・概要・進め方） |
| 第2回 | 政策形成過程の概要（問題設定→解決手段の検討選択→評価） |
| 第3回 | 政策の必要性①：市場経済システム（余剰分析・余剰の最大化） |
| 第4回 | 政策の必要性②：公共経済論①（市場の失敗：情報の非対称性・公共財とその対処） |
| 第5回 | 政策の必要性②：公共経済論②（市場の失敗：外部性、規模の経済性とその対処） |
| 第6回 | 政策の必要性③：公共経済論③（格差是正のための政策・規制） |
| 第7回 | 政策の必要性④：公共経済論④（その他：マクロ経済安定策等） |
| 第8回 | 政策と経済・社会思想①（総論・功利主義） |
| 第9回 | 政策と経済・社会思想②（リベラリズム・リバタリアニズム・その他） |
| 第10回 | 政策形成過程①（官僚制：行政組織・行政官僚の意思決定過程） |
| 第11回 | 政策形成過程②（政治家・国会・政党） |
| 第12回 | 政策形成過程③（政官関係・政策形成過程モデル） |
| 第13回 | 具体的事例で政策を議論しよう① |
| 第14回 | 具体的事例で政策を議論しよう② |
| 第15回 | まとめと試験 |
