スポーツ社会学
担当者高田 彬成教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [経営学科]
科目ナンバリングSPS-211

授業の概要(ねらい)

現代におけるスポーツは、一部の特権階級の人々が享受していたものから、広く大衆の文化として人々の生活に浸透している。本講義では、スポーツの歴史を学びつつ、スポーツ文化を包括的に理解することを目的とし、中でも特に現代社会に特徴的と思われる視点について考える。

授業の到達目標

① 現代社会における文化としてのスポーツ活動の意義や機能について考え、説明できる。
② スポーツのもつ様々な社会的課題とその解決方法について、自分の考えをまとめることができる。

成績評価の方法および基準

授業内課題・学習態度・意欲(40%)及び試験(60%)で、総合的に評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書特になし。講義レジュメ・資料を配付する。
参考文献「よくわかるスポーツ文化論」井上俊・菊幸一編著ミネルヴァ書房 2012年
参考文献「現代スポーツ社会学序説」海老原 修杏林書院、2003年

準備学修の内容

① 新聞のスポーツ欄を毎日読んでおく。
② テレビニュースでスポーツ関連のニュースをチェックする。
③ スポーツ関連の書籍を定期的に読む。

その他履修上の注意事項

① 授業マナー(携帯電話・スマートフォンの扱い、飲食等)を守る。
② スポーツ社会学に問題意識をもって主体的に取り組む。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション スポーツ社会学の意義とは何か
第2回スポーツの誕生と歴史
第3回教育・教養としてのスポーツ
第4回スポーツパーソンシップとフェアプレイ精神
第5回近代スポーツの普及と発展
第6回スポーツにおける勝利至上主義
第7回オリンピズムとスポーツ
第8回スポーツ基本法とスポーツ基本計画
第9回現代スポーツの特徴と生涯スポーツ政策の変容
第10回スポーツの公共性とスポーツの社会的機能
第11回スポーツとの豊かな関わり1「する」(スポーツ実践者としての楽しさや喜び)
第12回スポーツとの豊かな関わり2「みる」(スポーツ観戦におけるスポーツとのかかわり)
第13回スポーツとの豊かな関わり3「支える」(スポーツイベントの企画・運営としてのスポーツ参画)
第14回総合型地域スポーツクラブの意義や役割とその課題
第15回まとめと定期試験