授業の概要（ねらい）

　わが国の産業発展経緯と企業の構造変化の進展、それを支えた産業立地政策の基礎理論と事例を学び、立地政策における企業の役割と活動の重要性を修得します。地方経済の発展に欠かすことができない産業・企業の発展と地方の活性化に向けた産業のあり方も修得できます。
　この演習では、夏合宿を通して、調査研究自治体の産業振興の取り組み、強み弱みをまとめ、当該自治体との議論を深めます。特に自治体の工業団地造成と企業誘致活動の苦労と課題、さらに行政にとって企業誘致の必要性について把握します。
　また都市と地方の格差是正を目指す政策効果について、国・県の立場を検証します。

授業の到達目標

　地方自治体の産業振興の取組みと地域企業の構造変化の進展、それを支えた行政の活動内容を調査することで、地方自治の仕組み、活動を学び行政の役割と活動の重要性を修得します。
　地方経済の発展に欠かすことができない、産業・企業の発展と地方の活性化に向けた産業のあり方を修得します。

成績評価の方法および基準

　調査のレポート作成と発表内容で評価します。

教科書・参考文献

準備学修の内容

　合宿対象自治体の産業、経済について、各種の資料に基づいてまとめる。また、新聞やインターネットなどの社会、経済的話題などに関する資料を問題意識を持って読んでいただきたい。なお、産業立地に関する書物など事前に読み準備しておいてください。

その他履修上の注意事項

　ゼミですので、一般の能動的な授業と異なり、自ら進んで調査研究をしてください。

授業内容