担当者 | 堀内 英次教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | SEM-301 |
近年、東アジアは日本企業をはじめとする先進諸国からの直接投資を契機として目覚しい経済成長を遂げている。一方で、日本国内は競争力を低下させ、地方経済を中心に産業の空洞化問題が発生している。日本は如何に空洞化問題を克服し、如何に東アジアの国際分業体制の中で自らを位置づけるべきか。そして日本の産業構造をどのような方向に変えていくべきか。そしてそのためにどのような経済政策を採るべきか。本ゼミナールでは、以上の問題意識から、「東アジアでの国際分業の展開と日本の産業構造改革」をテーマとする。それを四つのサブ・テーマ―「日本の東アジアへの直接投資」、「東アジアの経済発展」、「日本の産業空洞化問題」、「日本の産業構造改革」―に分割して考察してゆく。
本演習の最大の特徴は、グループ学習である。以上4つのサブ・テーマを、それぞれを4つのグループに割り当てる。各グループはテーマに関する様々な概説書を広く読み込むとともに、統計資料などをふんだんに利用して、長い期間をかけてテーマに関する問題意識・理解を深めてゆく。最終的にはその研究成果をプレゼンテーション大会において発表してもらう。パソコンの使い方、特にパワーポイントの使い方などは、適宜ゼミ内で講習会を行う。
本講義の第一の目標は、『東アジアと日本の産業構造改革』をテーマに論考を深めることである。第二の目標は、グループ学習において議論を重ねることにより、自分の考えを人前で積極的に話し、他人の意見に耳を向けるなど、他人と協力してひとつの知的作品を作り出すための技術を学ぶことである。
出席、及びプレゼンテーションで評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (2005)『ゼミナール国際経済入門』改定第3版 | 伊藤元重 | 日本経済新聞社 |
教科書 | (2011)『国際企業経営の大転換』 | 永池克明 | 九州大学出版会 |
教科書 | (2008)『ガラパゴス化する日本の製造業』 | 宮崎智彦 | 東洋経済新報社 |
参考文献 |
毎週グループ学習で課題を出すので、それをグループで行う。
グループ学習において本ゼミナールが最も重視するのは、「グループの中で効果的に貢献する方法を模索してもらう」ことである。教員が中心となり、飲み会・ゼミ合宿などを通じて絆を深め、貢献し合う雰囲気をゼミ内で醸成したい。その中で最終的に各ゼミ生が「貢献する喜びを知り」、内発的な向上心を持つようになることが、本ゼミの最終目的である。従って主体的に行動する学生、ゼミを通じて何か学生時代の成果と呼べるようなものを築きたい学生、卒業後も続く友人関係を築きたい学生を求める。ゼミの履修希望者は必ずゼミ訪問に参加すること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | PowerPointの使い方講習会1 |
第3回 | PowerPointの使い方講習会2 |
第4回 | グループ学習1:プレゼンテーション準備1(簡易スライドの作成) |
第5回 | グループ学習1:プレゼンテーション準備2(簡易スライドの作成) |
第6回 | グループ学習1:プレゼン テーション準備3(最終スライド、スピーチ原稿の作成) |
第7回 | グループ学習1:プレゼンテーション準備4(最終スライド、スピーチ原稿の作成) |
第8回 | グループ学習1:プレゼンテーション大会 |
第9回 | グループ学習1:反省会 |
第10回 | グループ学習2:プレゼンテーション準備1(簡易スライドの作成) |
第11回 | グループ学習2:プレゼンテーション準備2(簡易スライドの作成) |
第12回 | グループ学習2:プレゼンテーション準備3(最終スライド、スピーチ原稿の作成) |
第13回 | グループ学習2:プレゼンテーション準備4(最終スライド、スピーチ原稿の作成) |
第14回 | グループ学習2:プレゼンテーション大会 |
第15回 | スピーチ:ゼミ活動の感想スピーチ |