卒業研究Ⅱ
担当者勝田 映子教員紹介
単位・開講先必修  4単位 [教育文化学科]
科目ナンバリングTHE-402

授業の概要(ねらい)

 本講義は春季に引き続き、生活主体を育む教育方法に関する内容を扱う。今期は特に食に関する教材研究のグループワークに取り組む。
 また、全員が研究計画を立て、各自の研究テーマについて主体的に研究して発表を行い、ディスカッションを基に論文やレポートを執筆することを目標とする。

授業の到達目標

 ・一つの教材を多角的に分析し、授業として活用する際の長所と課題とを挙げることができる。
 ・自ら設定した主題に基づいて調査研究並びにプレゼンテーションを行い、ディスカッションを基に論文やレポートにまとめることができる。

成績評価の方法および基準

 ・毎回の授業ポートフォリオ40% レポート・論文・提出物50% プレゼンテーション10%の割合で、総合的に評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『レポートの組み立て方』(ちくま学芸文庫/1994年)木下是雄筑摩書房
参考文献『子どもと食』(2005年) 根ケ山光一編
東京大学出版会
参考文献『教育・心理・言語系研究のためのデータ分析入門』(2017年)平井明代東京図書

準備学修の内容

 ・授業の中で指定された参考文献を必ず読了し、ノートにまとめてくること
 ・各自のテーマを研究計画に沿って主体的に調べ、レジュメにまとめてくること

その他履修上の注意事項

 ・授業ではグループ活動が半分を占める。主体的に参加し、提出物は締め切りを厳守して提出すること。
 ・また、各自の研究テーマについての発表もあるので、個々に質問に来るなど主体的に研究を進めて欲しい。

授業内容

授業内容
第1回 食の生産に関するフィールドワーク(宇都宮大学附属農学部附属農場での農業・畜産実習)
第2回 フィールドワークに関するレポート発表と、各自の研究テーマならびに研究計画の発表
第3回 教材研究1:グループメンバーと教材研究テーマの決定
第4回 教材研究2:グループで担当した教材についての研究を進める。実験、体験的な活動の開発等
第5回 教材研究3:グループで開発した教材を用いた指導案の作成と模擬授業の準備
第6回 第1グループの研究発表、模擬授業と討論(野菜、果物の加工を活用した授業)
第7回 第2グループの研究発表と模擬授業と討論(小麦粉の加工を活用した授業)
第8回 第3グループの研究発表、模擬授業と討論(米の加工を活用した授業)
第9回 第4グループの研究発表、模擬授業と討論(肉、魚の加工を活用した授業)
第10回 各自の研究テーマについての発表と討論1(食文化に関する内容)
第11回 各自の研究テーマについての発表と討論2(栄養に関する内容)
第12回 各自の研究テーマについての発表と討論3(食べ方、食生活に関する内容)
第13回 各自の研究テーマについての発表と討論4(スポーツ栄養学に関する内容)
第14回 各自の研究テーマについての発表と討論5(食と健康に関する内容)
第15回 全メンバーの研究を振り返って(研究の成果と課題)