社会保障法B
担当者杉山 有沙教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [法律学科 2017年度以前]
科目ナンバリングSOL-212

授業の概要(ねらい)

 少子高齢化化社会が到来した日本において、社会保障法は、私たちが「人間らしく」生きていくために重要な役割を果たしています。テレビや新聞などで、ホームレスや子どもの貧困化、老老介護など多くの問題を目にしたことがあると思います。こうした現実社会に存在する多くの問題を法律の観点から対応を図ろうとするのが、社会保障法といえます。
 本講義では、労働保険、社会手当、公的扶助について取り扱います。

授業の到達目標

 ①社会保障法一般と各論の基本構造を理解する。
 ②社会保障法制度をどのように保障していくべきか、について考えることができるようになる。
 ③自分の問題として、社会保障制度のあり方を考えることができるようになる。

成績評価の方法および基準

 定期試験(70点)と中間レポート(30点)で評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『有斐閣アルマ 社会保障法(6版)』(2015年)。加藤智章・菊池馨実・倉田聡・前田雅子有斐閣
参考文献

準備学修の内容

 予習:次回授業のために、参考文献にある教科書に目を通しておいてください。
 復習:授業レジュメを再度読んでおいてください。

その他履修上の注意事項

 社会保障法は、とても身近な法律です。生まれてから、死ぬまで、私たちは社会保障法と関わり続けていると言っても過言ではありません。ぜひ、ご家族や身近な方と社会保障法について積極的に話してみてください。

授業内容

授業内容
第1回 オリエンテーション(本講義全体の見取り図、受講の目的と意義)
第2回 労働保険①
第3回 労働保険②
第4回 労働保険③
第5回 労働保険④
第6回 社会手当①
第7回 社会手当②
第8回 公的扶助①
第9回 公的扶助②
第10回 公的扶助③
第11回 公的扶助④
第12回 公的扶助⑤
第13回 公的扶助⑥
第14回 公的扶助⑦
第15回 まとめ