卒業演習(西洋史1)-Ⅱ
担当者
単位・開講先選択必修  2単位 [史学科]
科目ナンバリングSEM-426

授業の概要(ねらい)

 古代・中世・ルネサンスに関する古典的な著作ないし最近の研究書を取り上げ、その読解と発表、討論を通じて歴史的思考力を鍛える。
 使用する著作は各時代につき5~6冊。受講生は異なる時代から各1冊、計2冊の本を選び、1冊を前半と後半に分けて発表する。よって発表の機会は計4回となる。1回の授業で3人に発表を割り当てる。発表が当たっていない者は、必ず質問または意見を述べること。
 取り上げる予定の著作は次の通り(MELICないし研究室で借りるか、自分で購入すること)
古代:「戦争の起源」「アルシノエ2世」「通商国家カルタゴ」「ガリラヤからローマへ」「新約聖書の誕生」「ローマ帝国の崩壊」
中世:「カール大帝」「中世都市」「ハーメルンの笛吹き男」「ビザンツ 幻影の帝国」「ビザンツ文明の継承と変容」「中世イタリア商人の世界」
ルネサンス:「12世紀のルネサンス」「ペトラルカ」「ルネサンスの文化と社会」「ルネサンス再考」「ヴェネツィア」

授業の到達目標

 テキストを正確に読み取り、適切に要約できること
 自分なりの論点を設定して解釈をまとめ、発表ができること
 以上を通じて日本語の総合的な運用能力を高めること

成績評価の方法および基準

 規定された回数の発表を全部行なうこと
 全体討論で積極的に質問や意見を出すこと

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献

準備学修の内容

 自分が担当する発表の準備をきちんと行うこと

その他履修上の注意事項

 一度も発言しなかった者は欠席扱いとする
 夏休みに読書の宿題を出す

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
本の選定と第1回発表の割り当て
第2回古代史研究書の発表と討論(1)
第3回古代史研究書の発表と討論(2)
第4回古代史研究書の発表と討論(3)
第5回古代史研究書の発表と討論(4)
第6回中世史研究書の発表と討論(1)
第7回中世史研究書の発表と討論(2)
第8回中世史研究書の発表と討論(3)
第9回中世史研究書の発表と討論(4)
第10回発表予備日・中間総括
第11回ルネサンス史研究書の発表と討論(1)
第12回ルネサンス史研究書の発表と討論(2)
第13回ルネサンス史研究書の発表と討論(3)
第14回ルネサンス史研究書の発表と討論(4)
第15回発表予備日・総括討論