演習Ⅱ
担当者山中 左衛子教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [経済学科]
科目ナンバリングSEM-302

授業の概要(ねらい)

 日本のおもてなしは、世界に通用するのか?サービスを標準化する(資質、経験にかかわらず一定レベルの
 サービスができるようにする)方法はあるのか?当ゼミは、2020年開催のオリンピック・パラリンピック東京
 大会、さらにその先に向けて「おもてなし」のあり方を考える場としたいと思います。
  そこでホスピタリティ産業を対象に「ホスピタリティマネジメント」という経営の視点(組織文化、マーケ
 ティング、組織マネジメント)で研究したい人を求めます。
 またもうひとつのテーマとして各国のホスピタリティ、日本の地域特有のもてなしを取り上げます。
  具体的なテーマを絞りこんで、基本的にグループで調査研究を行い、グループで批評し合い、協働して
 レポートを書き上げます。
  また、社会に出るにあたり、皆さんが自分の強みを発揮できないことのないよう、ワークショップ形式で
 さまざまなスキルをシェアします。 なお、ゲストスピーカーを招くことがあります。

授業の到達目標

 (1)自らの興味に応じ研究テーマを設定、計画を立て、自発的に情報を取りにいくようになります。
 (2)問題がどこにあるのか見つけ、原因を捜し問題解決への一歩を踏み出せるようになります。
 (3)レポート作成の過程をとおして、企業人として必須のチームにおける役割分担力、プレゼンテーション力、
   文書作成能力等が身につきます。

成績評価の方法および基準

  発表内容(評価割合40%)、グループワークへの積極的な参加(評価割合30%)、
 ゼミ準備への貢献(評価割合30%)により評価されます。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書適宜資料を配付する。
教科書訪日外国人消費動向調査(観光庁HP)
教科書宿泊旅行統計調査(観光庁HP)
参考文献『新観光立国論』デビッド・アトキンソン東洋経済新報社
参考文献『サービスを制するものはビジネスを制する』山口英彦東洋経済新報社
参考文献『The Cornell School of Hotel Administration on Hospitality』(英文)Edited by Michael C. Sturman他 John Wiley, and Sons Inc.

準備学修の内容

 事前に配付される資料については読んでおく。
 上記資料・参考書のうち興味のあるものについて、内容を把握しておくことを勧めます。

その他履修上の注意事項

  本演習で自分の研究テーマを追求することは、就職の際はもちろん、社会人になってからも必ず
 役立つ経験になります。

授業内容

授業内容
第1回 前期振り返り、研究テーマの進捗確認
第2回 レポート発表・討議①
第3回 レポート発表・討議②
第4回 レポート発表・討議③
第5回 レポート発表・討議④
第6回 レポート発表・討議⑤
第7回 レポート発表・討議⑥
第8回 レポート発表・討議⑦
第9回 レポート発表・討議⑧
第10回 レポート発表・討議⑨
第11回 レポート発表・作成①
第12回 レポート発表・作成②
第13回 レポート発表・作成③
第14回 レポート発表・作成④
第15回 まとめ