教育心理学Ⅱ
担当者稲田 尚子教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [心理学科 2017年度以前]
科目ナンバリングEDP-102

授業の概要(ねらい)

 身体障害、精神障害、知的障害、発達障害の概要を理解し、障害者・障害児の心理社会的課題および必要な支援についての学びを深める。

授業の到達目標

1.代表的な障害(例:身体障害、精神障害、知的障害、発達障害等)の定義、原因、心理・行動特性、および基本的な支援方法について理解し、説明することができる。
2.それぞれの障害や支援に対応した法律について理解し、説明することができる。
3.合理的配慮の概要について理解し、説明することができる。

成績評価の方法および基準

 出席10%、小テスト60%、最終試験30%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『障害児心理入門』2013井澤信三ら編著ミネルヴァ書房

準備学修の内容

 授業計画に沿って、事前に予習課題を課すことがあります。授業の前の週に資料を配布するので、読んで授業に臨んでください。

その他履修上の注意事項

 授業後半にスマートフォンを用いたE-learningシステムによる小テストを実施します。
 毎回忘れずに十分に充電したスマートフォンを持参してください。

※ 2018年度以降の入学生には、公認心理師受験資格に必要な科目です。
 2017年度以前の入学生は、心理学科のホームページを参照してください。

授業内容

授業内容
第1回 障害児者に対する合理的配慮とユニバーサルデザイン
第2回 身体障害・視覚障害・聴覚障害
第3回 精神障害I:不安症・うつ病関連
第4回 精神障害II:精神病性障害・その他の精神障害
第5回 知的障害
第6回 発達障害I:自閉スペクトラム症
第7回 発達障害II:自閉スペクトラム症への支援
第8回 発達障害III:注意欠如・多動症、限局性学習症、発達性協調運動症
第9回 認知症
第10回 問題行動への対応
第11回 障害児者の触法行為
第12回 障害の早期発見
第13回 障害児者の福祉サービス 
第14回 家族支援
第15回 まとめと試験