障害理解心理学特論
担当者稲田 尚子教員紹介
単位・開講先選択  4単位 [文学研究科 臨床心理学専攻]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

 本授業では、精神障害、知的障害、発達障害などのさまざまな障害について、その特性および健常との連続性を理解し、その支援法に関する最新の知識とスキルを習得し、先行研究を参照して、個々のケースに応じた適切な支援方法を選択し実施ができるようになることを目指す。また、福祉分野における支援制度および心理臨床の専門性を理解し、支援の展開について考える。

授業の到達目標

 障害児者に対する福祉的制度を理解し、説明できる
 各障害の特徴を理解し、説明できる
 各障害に対する標準的な支援技法の特徴を理解する

成績評価の方法および基準

 ディスカッション課題30%、レポート課題30%、プレゼンテーション20%、小テスト20%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 
参考文献『子ども・大人の発達障害診療ハンドブック』2018 内山登紀夫編中山書店

準備学修の内容

 1)授業計画に沿って、予習してください
 2)各回の授業に関して、事前に随時参考文献を紹介するので、各自取り寄せて読んでください。

その他履修上の注意事項

 E-learningシステムを利用して、授業内容に関するディスカッション課題を課す場合があります。

授業内容

授業内容
第1回 障害児者に対する福祉的制度
第2回 知的障害と発達障害
第3回 社会・情動のアセスメント
第4回 自閉スペクトラム症における社会・情動の支援1
第5回 自閉スペクトラム症における社会・情動の支援2
第6回 自閉スペクトラム症における社会・情動の支援3
第7回 精神障害のアセスメントと支援
第8回 認知症のアセスメントと支援
第9回 注意欠如・多動症に対する支援1
第10回 注意欠如・多動症に対する支援2
第11回 支援方法を考える際の論文の検索と利用
第12回 問題行動の社会・情動支援1
第13回 問題行動の社会・情動支援2
第14回 家族支援
第15回 支援における倫理