担当者 | 上田 憲一郎教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | ECP-301 |
少子高齢化が進み、厳しい財政状況にある日本では、これからの社会保障をどのような形にしてゆくのか、真剣に考えるべき時期にきています。
今後の社会保障の形については様々な意見がありますが、真に持続可能な形を目指していくというポイントが重要と考えられます。
また、社会保障のあり方を考える上では、背景となる文化や生活様式、考え方や価値観、経済や社会の状況等を十分に考慮することも大切です。
本講義では、社会保障の基本的な考え方や理念、歴史的経緯、そして社会保障の中での社会保険の意義や位置づけを確認したのち、
主な社会保険について概要を学び、その課題を考えていきます。
なお、具体的事例について、外部の専門家を招聘して講演を実施することも検討します。
社会保障と社会保険の概要を習得、理解するとともに、その課題と解決の方法を主体的に考え、議論できるレベルを目指します。
期末テスト60~70%
中間テスト20~30%
講義の中での課題、確認テスト、リアクションペーパー等10~20%
出席状況や受講態度、講義への貢献などを付加的に評価します。
(履修者数や受講状況を勘案の上、評価方法や比率を見直すことがあります)。
なお、出席状況(*)や受講態度が不芳な学生(**)は、授業放棄と見なし、成績評価の対象外(R評価)としますので、十分に認識してください。
*6回以上の欠席者は、授業放棄と見なし、成績評価の対象外(R評価)とします。
**受講態度の不芳な学生にはその場で退席を命じます。
退席となった学生は、成績評価の対象外(R評価)とします。救済措置等は一切ありまでんので、十分、認識してください。
◆出席システムの不正使用に関しては、厳正に対処します(出席システムの不正使用があった場合は、単位取得は認められません)。
◆出席システムで「出席」の表示がされていても、当該授業中に出題して回収した課題の提出が無い場合は、当該授業について欠席扱いとします。
◆来社証明書の取り扱いについては、大学の規定通りの取り扱いとします。例外は認めませんので、十分、認識してください。
来社証明書の不正利用があった場合は厳正に対処します(来社証明書の不正利用があった場合は、単位取得は認められません)。
◆公欠扱いとなる欠席等の場合は、必ず、事前に教員に届け出の上、欠席となった授業から1週間以内に届を提出してください。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 授業内で指示します。 | ||
参考文献 |
厚生労働省社会保障審議会の議事録や添付資料など、目を通してください。
また、日本経済新聞や経済専門誌の社会保障、社会保険に関連する記事には目を通してください。
授業中は、私語や携帯での通話は厳禁です。
授業中は携帯の電源を切るか、マナーモードにしてください。
◆上記の成績評価に関する留意事項を十分、認識した上で履修してください。
◆なお、社会保険論ⅠとⅡは、密接に関連していますので、通年での履修を原則とします。
◆授業で使用する資料は、事前にLMSに登録します。受講生は事前に閲覧・印刷して予習したうえで授業に臨んでください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション |
第2回 | 社会保障とは 社会保障の概要について学びます。 |
第3回 | 社会保障と社会保険 日本の社会保障の中での社会保険の位置づけ、特徴を学びます。 |
第4回 | 社会保障の根拠 社会保障政策を実施する法的な根拠について学びます。 |
第5回 | 社会保障の歴史(1)イギリス、ドイツ、アメリカなど主要国の社会保障の歴史 |
第6回 | 社会保障の歴史(2)日本の社会保障の歴史 |
第7回 | 社会保障の課題、格差問題 日本の社会保障をめぐる諸課題と対応、今後の方向性について学びます。 |
第8回 | 前半のまとめと確認テスト |
第9回 | 医療保険(1)医療保険の仕組み 医療保険の概要を学びます。 |
第10回 | 医療保険(2)医療保険や医療の仕組みの課題 日本の医療保険を巡る諸課題や今後の方向性について学びます。 |
第11回 | 介護保険(1)介護保険の仕組み 介護保険の概要を学びます。 |
第12回 | 介護保険(2)介護保険や介護の現場の課題 介護保険を巡る諸課題や今後の方向性について学びます。 |
第13回 | 雇用保険(1)雇用保険の仕組み 雇用保険の概要を学びます。 |
第14回 | 雇用保険(2)雇用保険や高齢者継続雇用等の課題 雇用を保険を巡る諸課題、高齢者雇用を巡る問題を考えます。 |
第15回 | 講義の総まとめとテスト |