担当者 | 西川 みな美教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [経済学科] | |
科目ナンバリング | CME-304 |
この授業では、流通システム論Ⅰの基礎的な流通理論を踏まえながら、我々消費者にとって最も身近な流通業者である小売企業の行動を主に取り上げます。また講義後半では、近年の重要なトピックであるeコマースや国際化を取り上げ、こうした市場環境の変化に小売企業がいかに対応するのかについて理解を深めます。
この授業の目的は、皆さんが日常的に利用する小売店舗の背後にある事業の仕組みや戦略について理論的に分析できるようになることです。
期末試験 (100点満点) と授業中のレポート (1回につき5点) によって評価します。レポート提出は任意となり、提出した場合は期末試験の点数に加点される形式です。
授業では、小売流通の事例を用いながらその理論的背景を学びます。復習として、授業で紹介した事例について調べたり、日々の生活において流通に関する現象を意識して観察してみると、授業の理解がより深まると思います。
私語など授業の妨げとなる行為を行った場合は、減点します。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス:流通システム論Ⅰの復習と、この授業の全体像を説明する。 |
第2回 | 小売業の役割 |
第3回 | 業種と業態 |
第4回 | イノベーションと業態の生成 |
第5回 | 小売業態の盛衰 |
第6回 | 小売業者の品揃えとPB開発 |
第7回 | 卸売業の役割 |
第8回 | ケース・ディスカッション |
第9回 | インターネットの普及と小売業 |
第10回 | グローバル流通:小売国際化の現状と参入形態 |
第11回 | グローバル流通:小売国際化における標準化と適応化 |
第12回 | サービス財の流通 |
第13回 | 産業財の流通 |
第14回 | 流通政策 |
第15回 | まとめ |