法学概論B
担当者山村 恒雄
単位・開講先選択  2単位 [法律学科 2017年度以前]
科目ナンバリングFUL-104

授業の概要(ねらい)

 法学概論Iに続き、法律の基本的問題を、身近な問題をきっかけにわかりやすく説明します。

授業の到達目標

 ①法学部の学生が、今後の専門的な学習を行う上での、基礎的な知識を得ることを目的とする。
 ②報道されるニュースに含まれる法的問題がどのようなことなのか、理解できるような知識を身につける。

成績評価の方法および基準

 授業中に数回、授業内容確認の課題を出すこととする。評価の比率は、定期試験80%、授業中の課題20%とする。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『判例法学』(有斐閣)
教科書出版社や大きさは問わないが、日本の主要な法律が載っているポケット六法など。
参考文献

準備学修の内容

 日常的に生じている法律問題を授業中に用いるので、新聞やテレビ・ラジオのニュースなどに気を配ること。

その他履修上の注意事項

 わかりやすく説明するとはいえ、大学の授業であるから、授業に出席して内容を理解しておかないと、単位取得は難しいことを理解した上で、履修すること。

授業内容

授業内容
第1回 ガイダンス:授業の進め方、講義の方針、学習方法、評価基準について説明するので、受講しようとする学生は、必ず出席すること。
第2回 労働関係と法について
第3回 労働組合とその活動の保障について
第4回 労働契約に関係する法的問題にはどんなものがあるか
第5回 刑法の意義について
第6回 どのような場合に犯罪が成立するのか
第7回 国際社会のルールについて
第8回 国際社会の法と国内法との違いは何か?
第9回 国家の主権とはなにか?
第10回 国際の平和ってどういうこと?
第11回 国家間の紛争って、どうやって解決するの?
第12回 環境を守ったり、難民を受け入れるって国家が負っている義務なの?
第13回 国際連合ってなに?
第14回 PKOってなに?
第15回 戦争ってなに?